こんにちは。母画家道 Rinです。
「ねえねえ、私のも一緒に買ってきて」
幼い頃のRinは、妹や姉によく
こんなお願いをしていました。
人見知りが激しくお店などでお会計を
するなど、とても緊張していました。
特にアイスクリーム屋さんや
ハンバーガー屋さんのように
店員さんに直接注文しないといけない
ようなシチュエーションの場合は
もう食べるのを諦めるくらいに
嫌で嫌で仕方がなかったのです。
それに比べて、妹は物怖じせず、
愛嬌もあり、はじめての人ともすぐ
打ち解けたり、話したりしていいて
幼いながら、すごいな!と思って
いました。そんな明るく社交的な妹
だったので、私のこんなお願いも
よく聞いてくれました。
そんなRinでも
そんなRinでも、現在は教壇に立って
十数年が立ち、こども造形教室まで
立ち上げているのが、驚きです。
決して人見知りを克服したわけでは
ないのです。今でもドキドキします。
でも、それ以上に教える楽しさや
美術の魅力を知ってしまったの
かもしれません。
普段はひとりでいるのが好きだし
自分のプライベートスペースは
広めの方だと思います。
スイッチが入る
けれど、お仕事となると
どこかにスイッチが入るのか
もちろん緊張はするけれど
人前で話したり、教えたりが
できるようになりました。
よく芸人さんで、
普段はテレビや舞台などで
たくさんしゃべっているけど
プライベートではとても大人しい
なんて話を聞きます。
そういう方の気持ち、すごく
よくわかります。
おそらくそれでバランスを
とっているのかもしれません。
さんまさんのようにずっと
しゃべっているというタイプの
方もいるけれど、特別なのかな
と思います。
もう、昔ほどではなくなったし
主婦なのでレジに並ぶことも
日常になり、なんてことなくなり
ました。けれど電話や親しい人が
あまりいない飲み会、会合など
好きではないし、なぜかぐったりと
疲れてしまいます。
みなさん、多かれ少なかれそういう
ところがあるのかもしれませんね。
コミュニケーション下手
最近の若者も直接、
コミュニケーションをとるのが苦手
だそうです。SNSの普及で
直接話したりしなくても連絡が
取れるのも原因の一つだと言って
ました。
でも、SNSなどで済ませられるなら
それがいいと思う気持ちは
若者ではないRinですが、笑
とてもよくわかります。
だからやめられない
そして、この人見知りや
口下手なところがあったからこそ
自分の表現の手段として
『絵』を描く
ということがやめられないの
かもしれません。
人見知りではなかったら、
美術講師も画家も選んでなかった
のかもしれません。
コンプレックスが原動力に
なっているのかもと
ふと感じたRinなのでした。