こんにちは。母画家道Rinです!
こども造形教室での取り組みを今日はご紹介します。
今回は木炭鉛筆(炭画鉛筆)でスケッチに挑戦です。
テーマは
じてんしゃをよくみてかこう!
準備物
○四つ切画用紙
桃色、水色、黄緑、黄色
○木炭鉛筆(炭画鉛筆)
○消しゴム
○フィキサチーフ
○名札
☆木炭は折れやすく子どもには
扱いにくいので木炭鉛筆(炭画鉛筆)にしました。
木炭鉛筆をカッターなどで削ることで
様々な太さの線が描けます。
筆圧も伝わりやすく柔らかいので
子どもにも扱いやすかったようです。
見た目はいつもと同じ鉛筆ですが
描き心地の新鮮さに戸惑いながらも
集中して取り組みました。
手順
①導入では、自転車との出会い。
机の上にブルーシートをひき、のせた
自転車は目線が同じになるように
しています。
真横から描くことで、構造がわかりや
すく描きやすいからです。
それにいつもと違った角度で自転車を
みることで新鮮な感覚になる効果も
あります。よくみるとネジやバネ
タイヤの凸凹、チェーンのつながり
など、とても複雑です。
②どこから描いていいか悩むことも
多いので、今回はあえて指定しました。年長〜小学3年生ということも
あります。
指定したのは
タイヤの真ん中からスケッチする。
ということです。
今回は、自転車を選んだのは
全体を捉えるというより、複雑な
仕組みをよくみて描くことを
狙っています。
そして、自分に近い方からスケッチする。
ということも伝えました。
手前から描くことで、重なりを
難なくスケッチすることができます。
自転車と目線を合わせ、距離も
1m50㎝くらいと近めにして
よくみてスケッチ出来るような環境に
して取り組みました。
全体を画面に入れることより
自転車の仕組みをよーくみて
スケッチしていこう!
と声かけしながら
細かく描けているところを褒めたり
ダイナミックに描けているところを
褒めたりしながら、アドバイスして
いきます。
空想することが好きな子などは
少し苦戦していましたが
褒めていくことでなんとか
がんばっていました。
いつもの内容に比べると自由度が
低く窮屈な感じのする内容です。
でも、この限られた中でも
自転車の仕組みの面白さや
スケッチする楽しさを伝えられたら
と思っています。
なので、時々取り組もうと思う内容
です。
後半は、黒いところなど塗ったりテッシュペーパーで伸ばしたり
接地面を木炭鉛筆(炭画鉛筆)を寝かせて描いたりして仕上げます。
サインと日にちを画面の中に描き
名札をつけて完成です!
あとで、フィキサチーフをかけて木炭を定着させます。
最後に時間が少し余ったので
作品を紹介しながら、
がんばったところ
気に入っているところ
など、一言いってもらいました。
意外にもみんなしっかりと
こだわりやがんばりなどを言って
いて驚かされました。
まとめ
こういう内容は、
スケッチさせられてる 感
を持ちやすいと思うのですが
子ども造形教室の子どもたちの
モチベーションの高さに驚かされ
励まされた出来事でした。
ありがとう!