こんにちは。母画家道Rinです!
「水彩画を描いてみたいけれど、どんな用具が必要なの?」
とお困りではありませんか?
今回は、そういった水彩画を描くために必要な用具の基本的な
使い方について記事にしてみました。
水彩用具の使い方6つをおさえよう!
①筆の種類
・彩色筆 ・面相筆 ・平筆 ・丸筆
最初は、彩色筆、面相筆、平筆の3本があればいいと思います。
丸筆は、彩色筆や面相筆で代用できるので、描いていくうちに必要になってからで大丈夫です。
平筆や丸筆は描く紙のサイズに合わせて、購入する筆のサイズを考えるといいです。
②筆の持ち方
鉛筆を持つようにして軸を軽く持ちます。
大きく描くときは筆の軸の中程を軽く持つといいです。
細かく描くときは、穂先の近くをしっかりと持ち、小指や
小指の下のてのひらの側面を画面につけて描くと書きやすいです。
画面への汚れが気になるときは、紙などを引いてそこに小指や
てのひらの側面がつくようにするといいです。
女性なら、アイラインを引くときの要領と同じなのでイメージが
つきやすいと思います。
③パレットの使い方
絵の具は、似た色が隣にくるように並べて出すと使いやすいです。
仕切りの下の広いスペースは、混色に使います。
パレットの種類は、ブラスチック製、磁器製、紙製などあります。
詳しくは、こちらで記事にしていますので、よかったらご覧ください。
④筆洗の使い方
仕切りのある筆洗いの場合、筆を洗うところ、筆をすすぐところ、
きれいな水を入れておくところに分けて使うといいです。
それでも、水が汚れてきたら、新しい水にかえることをオススメします。
雑巾を一緒にそばに置いておくと、穂先を整えたり、筆が含む水の量を
調整したりできるので、とても便利ですね。
⑤水彩画に適した紙4選
・画用紙
表面に凹凸があり、絵の具が適度ににじみます。
100円ショップやホームセンターなどどこでも手に入りやすいです。
水分に弱く波打ちやすいです。
・水彩紙
荒目から細目まで種類が多いです。
吸水性があり、色の深みが出せます。
水に強く毛羽立ちにくいです。
大きな文具店や画材屋さんにあります。値段は画用紙に比べ高めです。
・ケント紙
表面が平らで滑らかで強度もあります。
吸水性が少なく不透明水彩絵の具との相性がいいです。
中学美術では、平面構成やポスターなど描くときによく使っています。
・和紙
繊維が長く濡れても丈夫です。にじみや独特のかすれなど味のある
表現ができます。値段もピンからキリまであります。
⑥筆の手入れ
筆を使い終わったら、筆の付け根までよく洗い流します。
しっかり洗っていないと次に使うときに、濁ったりします。
穂先を揃えて乾燥させるといいですね。
まとめ
水彩絵の具は、学校でも使っているし、とても身近な描画材のひとつ
だと思います!
筆の使い方を工夫したり、含ませる水の量を考えたりすることで、
いろいろな表現を生み出すことができます。
また、筆で描くだけでなく、絵画技法モダンテクニック(意図的な技法、偶然を生かした技法)にも、
水彩絵の具が使われています。いろいろな表現の仕方をすることで
自分にあった表現方法が見つかるといいですね。
次回は、水彩画の基本的な描き方や技法をお伝えしようと思います。
ではでは、Rinも制作に入ります。
最後まで読んでくださってありがとうございます。
また、違う記事でもお会いできるとうれしいです!