こんにちは!母画家道Rinです。
いろいろな絵を描く道具(描画材)をご紹介してきました。描画材絵の具・ペン・鉛筆・色鉛筆など。
絵を描くというと、絵の具をおもいつく方も、多いと思うけれど他にもワクワクするものがあるので、ぜひ、お試しください!
今回は、はしペン、チョーク、コンテ、パステルについてご紹介しようと思います!
はしペン・竹ペン
カッターナイフや小刀で、割り箸や枝、竹などを削って作ったペンをはしペンといったり竹ペンと言ったりします。
削り方で、いろいろなタッチの線が描けます。また、使っている素材によって、違ったタッチがあり面白いです。
また、割り箸などは、削らずにそのまま描いても、独特の線が描けますよ。
つけたインクや墨汁、絵の具は、すぐにきれるので、ゆっくり丁寧に描くようにするのがコツです。そして、こまめにインクや墨汁、絵の具などをつけるようにするといいです。
Rinが主宰する子ども造形教室では、
描画材のはしペンで靴を描こう!墨汁と割り箸のコラボレーションで独特のタッチに!
という活動をしています。よかったら参考にされてくださいね!
はしペン(割り箸ペン、竹ペン)の作り方と種類!手作りの描画材。墨液(墨汁)をつけて描くと全児童フォントにも負けない⁈味のある線が!筆では出せない!
も覗いてみてください!
チョーク
普段の授業で黒板に書くときに使うチョークは、画材としても使うことができます。身近で手に入りやすいのも魅力ですね。
いろんな色があります。蛍光色などもあります!
紙などに描いた後、テイッシュペーパーや指などでこするとぼかしの効果が出ます。
網で削って粉末状にして、使うこともできます。
コンテ、パステル
コンテ:鉱物を粉末にして固めたものです。主に4色(白、黒、セピア、赤褐色)です。
パステル:白い粘土質の粉と顔料を固めたものです。いろいろな色があるので、選ぶのにワクワクしてしまいます。硬さは、ソフト・セミハード・ハードなどあって、ハードパステルは、コンテに似たような表現ができます。チョークと似たような感じです。
指や布、ティッシュペーパーなどでぼかしたり、濃淡をつけたりもしやすいです。
描いた後に、消しゴムで消すこともできます。
面でたくさん塗った後に、消しゴムで描くように消すのも、楽しいですね。
コンテやパステルは、ロウや油脂が入っていないので、紙への定着がよくありません。
作品を重ねたりして保存していると、薄くなったりとれたりしやすいです。
なので、長く保存したい場合は、定着液(フィキサチーフなど)を吹き付けておくことをオススメします。
定着液(フィキサチーフなど)を使うときは、作品に対して広めに新聞紙をひき、作品をのせて30センチくらい離して吹きかけます。
換気を十分に行うことも大切です。
まとめ
今回、ご紹介したはしペンやコンテ、パステル、チョークはどれも、これまでご紹介した絵の具やいろえんぴつ、鉛筆、ペンなどとは、また違った効果や描き味が、楽しめるのでぜひ、いろんな描画材にチャレンジしてもらえたらなと思います!
今回の描画材は、小さなお子さんも使いやすい描画材なので、Rinも子ども造形教室で取り入れることもよくあります。
もちろん、中学生や大人も楽しめる奥深さもある描画材なので、美術の授業でも取り入れたり、選ばせたりしています!
ではでは、今日はこの辺で。
最後までご覧くださりありがとうございます!