こんにちは!母画家道Rinです。
今日は、美術を生かしたお仕事、クリエイティブな職種の中から、
アニメーターについてお伝えしていこうと思います。
アニメーターとは?
アニメーターとは、連続して動きを描いた絵を続けて何枚も見せることで、キャラクターなどが動いてみえるアニメーションをつくるお仕事をする人です。
連続した動きを何枚も続けてみせることで、絵を動かしてキャラクターに命を吹き込むすてきなお仕事です。
まるで、本当に命をもってきるように、生き生きと動くのは、こうしたアニメーターの手から生まれているのですね。
アニメーターには、大きく分けて二つの担当があります。
アニメ監督がおおまかな流れを描いた絵コンテをもとに、原画を描く「原画」と
原画と原画の間の動きをつなげる絵を描く「動画」の担当です。
映像になったときに、動きを予想し想像しながら描いたり、いろいろな方向や角度、絵柄に合わせて描いたりする技術が必要になります。
また、大量の原画や動画をしめきりにまにあわせないといけないので、正確に素早く技術もなくてはならないものですし、経験を積んでいくと身につけざる終えない技術とも言えます。
アニメーションの世界も、さまざまな技術発展していき、CGの技術が取り入れられるようになりました。現在作られているアニメのほとんどが、手描きとCGの両方の技術を使い分けて取り入れられているようです。
例えば、なめらかな動きを出したい場合は手描きで、精密な機械が出てくるようなダイナミックなシーンはCGで、というような感じで使い分けています。
最近では、そうした技術を学び、手描きとCGを使いこなすアニメーターも出てきています。高い技術と独創性で、日本のアニメは世界的にも、とても人気があり評価も高いです。
アニメーターになるには?
アニメーターになるには、美術系の大学やアニメーションの専門学校などで学んで、アニメーション制作会社などに就職する人が多いです。けれど、他の仕事をしながら、自主制作しながら、世に出てくる人もいます。
平均月収は、163000円と高くはないけれど、売れっ子になれば、高収入になることもあります。
アニメーターと関連のあるお仕事のひとつ、アニメ制作進行とは?
アニメ制作進行とは、アニメがスケジュール通りにできあがるように管理するお仕事です。
絵コンテや音楽の素材集め、スタッフの手配などなどを行う縁の下の力持ちです。
まとめ
今日は、アニメーターについてお伝えしました。
原画に命をふきこみ、動き出す動画になる楽しさは、たまらないだろうなと思います。
けれど、そのためには、気が遠くなるような枚数の絵を描き続けなければならないので、けっして楽しいだけのお仕事ではありません。
高い技術と根気となによりも、アニメが好きだという気持ちがなければ、とてもできないお仕事だと思います。