宇治山哲平の代表作「阿吽(あうん)」がかわいい!

母画家道Rinこと、美術家で美術教師の甲斐香織です。

「ともに歩む」

「ともに歩む」自宅で療養中の奥様に、少しでも気分が明るくなるようにとご主人様から依頼を頂きました。 アクリル絵具で描きました。

こんにちは!母画家道Rinです。

今日は、見た瞬間なんだか絵本に出てきそうなひょうきんさと

かわいさのある作品だな!と第一印象を受けた

宇治山哲平の作品「阿吽(あうん)」をご紹介しようと思います。

「阿吽(あうん)」

作品はこちらをご覧ください。大分県立美術館収蔵品検索システム

タイトルの通り「阿吽(あうん)」を声に出していってみると

左側が、阿、右側が、吽、だということがわかりますね。

「阿吽」というと思い出すのが、神社の狛犬だったりすると思います。

神社の狛犬は、どこか厳かな感じがします。

けれど、宇治山氏の「阿吽」は、どこか愛らしい、ひょうきんさも

感じ親近感さえ湧いてしまいます。

どこか、沖縄のシーサーの感じにも似ているなと思うRinです。

この作品は、宇治山哲平氏が70代半ばの頃に描かれました。

赤、青、黄色、水色、紫など、いろいろな色で、様々な形が

描かれています。

よくみると大きさや色の組み合わせ方、塗り方なども一つ一つが

違っていて、魅きつけられます。

それぞれが、並んでいたり、カーブしていたり、絶妙なバランスを

取りながら、リズミカルに配置されているようですね。

円やそれを基にした形が多く、三角形や四角形も角を

反らすように描かれています。

その効果もあって、全体的に伸びやかで、おおらかな雰囲気を

醸し出しているように感じます。

宇治山哲平はどんな人?

宇治山哲平氏は、大分県日田市に生まれました。

昭和のはじめのころ、漆職人として修行をしていました。

そのあと、独学で木版画を制作するようになります。

30歳頃から、油絵を始め50歳を過ぎた頃から、

丸や三角、四角のような単純な形や鮮やかな色彩を使っています。

その作品たちからは、日本を含め東洋の自然や文化を感じさせる

独特の世界を築き上げてきました。

まとめ

宇治山哲平氏の作品は、大分県立美術館や福岡県立美術館に

多く所蔵されています。

宇治山氏の作品は、どこかひょうきんだったり、

可愛さがあったり、古代のような壁画のようにもみえたり、

いろいろな感じ方ができる作品です。

きっと、絵を描く喜びを作品に込めながら描いたのだろうなっと

思うRinなのでした。

 

 

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こんにちは。母画家道Rinこと甲斐香織です! 「No Art No Life」美術をライフワークにする美術家です。 こどもから、大人まで美術を楽しんでもらえるようなサイトを目指しています。 今まで10数年2000人以上をみてきた美術教師の経験や知識をお伝えする中で、 少しでも、美術って楽しい!と身近に感じてもらえると嬉しいです。 三兄弟の子育て中でもあるので、そういった子育て、夫育て、家づくりなどに ついても、更新しています。 また、美術作品の制作にも、取り組んでいます。 お気軽にご覧ください!