こんにちは!母画家道Rinです。
釘を打つよりも怪我をしやすいのが、実は釘を抜くときです。
Rinのお友だちの図画工作科専科の先生の教えている子が、それで怪我をしたことをきいたこともあります。
その子は、どんな風に使っていたかというと、釘抜きをテコの原理を使わずに、力ずくで抜こうとひっぱったようです。それで、釘が抜けた拍子に釘抜きがおできにあたって怪我をしてしまったようです。
このようなことがないように、釘抜きの仕方をしっかりと身につけることは、釘を使ってなにかつくるときにとても大切になってきます。
今日は、そんな安全な釘の抜き方をはじめ、釘抜きについてお伝えしていこうと思います。
釘を抜くときに使う道具とは?
釘を抜くときには、
釘抜き(かじや、バール)
や
ペンチなどを使います。
ペンチは特に小さい釘を抜くときに便利です。
釘の頭を上からしっかりとはさんで、左右に回しながら上方向に引き抜きます。
釘抜き(かじや、バール)の使い方
釘の頭が材料から出ている場合
材料が傷つかないように当て木をして、柄を手前にたおして、テコの原理をつかいながら釘を抜きます。
釘の頭が材料に打ち込まれている場合
釘抜きの先の割れている部分(割り込み)を釘と材料の間にあてて、金づちで打って釘の頭を出します。
そのあと、当て木をして、柄を手前にたおして、テコの原理を使いながら釘を抜きます。
釘が曲がって側面から飛び出している場合
釘が曲がって飛び出している場合は、飛び出している釘の先を金づちでたたいて、打ち戻してから、抜くと抜きやすいです。
まとめ
最初にも書きましたが、意外に怪我をしやすい場面が、釘抜きのときです。
テコの原理を使ってすれば、簡単に釘抜きで抜けるのだけど、経験がない場合は、その感覚がわからず、力ずくで抜こうとする場合があります。
しっかりと使い方を伝えながら、実演するとより理解が深まると思います。
安全で怪我のないように活動できるヒントになればと思います。
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