こんにちは!母画家道Rinです。
Rinが主宰するこども造形教室で、今回はイノシシをモチーフにステンシル版画で、年賀状などに使えるポストカードを作ってみました。カッターで切り抜いて版を作り、スポンジでトントンと絵の具をのせていきます。とても、かわいい楽しいイノシシがたくさんできました!
準備物
- ハガキ
- カッター
- カッターボード
- スポンジ (今回はメラニンスポンジを使用)
- 絵の具セット
- 型紙
- マスキングテープ
- ペン、クレヨン、色鉛筆などの描画材
- 新聞紙
テーマ
ステンシル版画でポストカードをつくろう!
時間
90分
活動の様子
①T(先生):来年の干支はなんでしょう?
S(生徒):干支って何?
T:毎年、子丑寅卯辰巳馬未申酉戌亥 っていう動物の名前が付けられているんだよ。
などと話しながら、来年が亥年だということに意識を向けていきます。
T:今日は、来年のイノシシにちなんで、イノシシをステンシル版画でたくさん刷ってみるよ!
①まず、型紙をカッターで切ります。
カッターの持ち方やカッターボードを必ずひくことなど、注意しながら実演をしていきます。
コツは、カッター自分の方に真っ直ぐ引いてきること
紙を回して、切りやすいようにすることです。
もし間違えて切ってしまっても、セロハンテープで貼ってしまえば、なんの問題もありません。
②切りとった①の型紙をハガキにマスキングテープで、二ヶ所固定します。
③絵の具でイノシシの色を作ります。実際の茶色のような色でもいいし、赤や黄色、緑、水色などなど、カラフルな色でも、面白いですね。水はほとんど入れません。
④スポンジに③の色をつけて、パレットの空いているところでスポンジに色を馴染ませます。リキットファンデーションをスポンジにつけて手の甲で、馴染ませるのと同じ要領です!女性の方なら、わかりやすい例えですね。
⑤④を切り抜いた型の上に、トントンと軽くたたくようにのせていきます。一気に一回でのせようとせずに、色をトントンと回数を重ねて置いていくイメージです。
⑥色を切り口の端の方まで、まんべんなく丁寧にトントンとのせていきます。
⑦1枚目ができたら、2枚目のハガキと入れ替えて、②に戻って繰り返していきます。切り抜いた方の型紙を使って逆バージョンをしてもいいですね。
⑧5、6枚刷ったら、乾かし絵の具セットを片付けます。
⑨乾いた紙から、描画材(ペンやクレヨン、色鉛筆など)で、イノシシの目や毛並みなどを描いたり、あけましておめでとう!などのことば付け加えていき、仕上げていきます。
まとめ
ステンシル版画で、イノシシを刷ってみました。
今回は、限られた時間内での活動だったので、イノシシのシルエットをあらかじめ何パターンか用意しそこから選んで切り取り、ステンシルで刷る方に重きを置きました。
時間が許せば、自分でイノシシなど、刷りたいものを描かせてもいいですね。
カッターの使い方など、低学年や幼児は難し場合もあるので、絵柄もあまり込み入ったものではなくシンプルなものも、取り入れました。
間違えて紙を切っても、セロハンテープで止めれば、なんの問題もないので、木版画など他の版画よりは気楽に取り組めると思います。
刷ろうと思えば、何枚も刷れますので、年賀状にはもってこいですね。ぜひ、お試しください!