こんにちは!母画家道Rinです。
今日は、モネに衝撃を受け画家になった
抽象画家カンディンスキーについ、お話しようと思います。
抽象画家カンディンスキーは、もともと法律家⁈


Wikipediaより
抽象画家ヴァシリー・カンディンスキー(1866ー1944年 ロシア)は
もともと法律家として、お仕事をしていたそうです。
けれど、30歳の時にモネの作品と出会ってしまったのです!
当時、モスクワで開催されていたフランス美術展に
出品されていた印象派のクロード・モネが描いた
「積みわら」


『積みわら – 晴天、朝の効果』, 1890年, 個人蔵 wikipediaより
に強い衝撃を受けました。
そして、それまで法律家として働いていたけれど、
なんとその職を捨てて画家を志したのでした。
法律家になるにも、相当な努力や能力が必要だけど、
それをすっぱりと辞めてしまうというところに驚きです。
それに、画家の収入の不安定さや職として成り立つのかなど、
周りの反対も相当あったと思います。
それだけ、モネの作品「積みわら」から受けた衝撃が
並々ならぬものだったことが、想像できます。
カンディンスキーの代表作
点や線、三角、四角、丸などの幾何学図形が絶妙なバランスで
描かれ、リズムが作り出されています。
カンディンスキーは、具体物を描く(具象表現)とは違って、
音楽を表現する抽象表現に興味を持ちました。
音楽は、純粋な音の連鎖だけで人を感動させる力が、あることに
とても関心が高かったようです。


- 『Composition VIII』 (1923) 油彩 140×201㎝
『コンポジション』シリーズで描いています。
これは、そのうちの一つです。
ドイツのワイマールに設立された総合芸術学校バウハウスで
教えていたときに描かれました。57歳のときです。
最初は、表現主義的で激しいタッチや強い色使いなどの作品が
多かったようだけど、より洗練された形や構図、配色など
変化を遂げています。
カンディンスキーの「コンポジション」シリーズをみていると
まるで、音楽のハーモニーが聞こえてきそうなそんな不思議な気持ちになりますね。
まとめ


カンディンスキーは、ピエト・モンドリアンやパウル・クレーと
並んで、抽象絵画の創始者と呼ばれています。
カンディンスキーは、印象派モネから強い影響を受けました。
どちらも、光や音と言った、五感から感じる感覚を
とても大事にしていたことが、共通点なのだろうとRinは思いました。
Rinも感覚的な表現にとても強く惹かれるので、気持ちがわかります。
ではでは、Rinもこれから、感覚をフルに働かせて、制作していきたいと思います。
ではでは、また違う記事でお会いしましょう!