赤系の赤系の色の名前の由来8つ(牡丹色・赤紫・マゼンタ・躑躅(つつじ)色・石竹(せきちく)色・撫子(なでしこ)色

こんにちは。母画家道Rinです。

色にはいろいろな色がありますね。

そういった色の名前の由来をお伝えしていこうと思います!

まずは、赤系の色から8つご紹介します!

牡丹色

ボタン(牡丹)の花の色の名前からつけられました。

紫がかった紅色をしています。

鮮やかな赤紫です。

赤紫

赤みを帯びた紫色です。

基本色名の1つです。

律令時代の朝服では、黒紫(深紫)に続きて、高貴な色として扱われていたそうです。

マゼンタ(magenta)

塩基性染料のフクシンの染め色です。

マジェンタともいったりします。

減法混色の三原色(マゼンタ、イエロー、シアン)の1つです。

染色、印刷業界で多く使われています。

プリンターのインクにも、この三原色が使われています。

染色、印刷業界では、「赤」の意味で使われる語だそうです。

イタリアのミラノ市の西方にある町の名前にちなんでいるそうです。

躑躅(つつじ)色

赤いツツジ(躑躅)の花のような色から名前がつけられました。

あざやかな紫みの赤です。

石竹(せきちく)色

ナデシコ科のセキチク(石竹)という花の名前からつけられました。

うすい赤紫です。

撫子(なでしこ)色

ナデシコの花のような色です。

うすい赤紫です。

鴇(とき)色

トキ(鴇・朱鷺・桃花鳥)の風切羽や尾羽の色からつけらました。

うすい紫みの赤です。

トキは昔、「ツキ」とも呼ばれていたそうです。

万葉集の中には、

「桃花褐(つきそめ)の浅らの衣浅らかに思いて妹に逢はむものかも[作者不詳]」

と読まれています。

一斤染(いっこんぞめ)

ベニバナ(紅花)一斤で絹を染めた色のことです。

紅染の淡いのもと考えられています。

いっきんぞめといったりもします。

うすい紫みの赤です。

まとめ

今日は、赤色系の色の名前の由来を8つご紹介しました。

色の名前の由来はいろいろありますね。

今回のものは、お花からきているものや鳥からきているものが多かったように思います。

引き続き他の色名もご紹介しようと思います。

色使いが苦手な人は、色の名前から入るのも1つの手かもしれませんね。

また、絵の具など色に苦手意識が生まれてきてしまった小学生高学年や中学生には、

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絵画技法モダンテクニック意図的な技法なども

おすすめです。

最後まで読んでくださりありがとうございました!

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こんにちは。母画家道Rinこと甲斐香織です! 「No Art No Life」美術をライフワークにする美術家です。 こどもから、大人まで美術を楽しんでもらえるようなサイトを目指しています。 今まで10数年2000人以上をみてきた美術教師の経験や知識をお伝えする中で、 少しでも、美術って楽しい!と身近に感じてもらえると嬉しいです。 三兄弟の子育て中でもあるので、そういった子育て、夫育て、家づくりなどに ついても、更新しています。 また、美術作品の制作にも、取り組んでいます。 お気軽にご覧ください!