こんにちは!母画家道Rinです
今回はRinが主催する「こども造形教室」の活動の様子をご紹介します。
自分のテープカッターがあったらいいなぁ
とふと思ったので、今回はテープカッターをつくってみることに!
つくるの大好きのみなさんなら、自分のセロハンテープカッターは必須のはず?!
また、小学校の1年生から6年生まで、一緒に活動しているRinの「こども造形教室」ですが、
今回は小学生高学年でも、手応えのあり、低学年でも実は安全な
卓上電動糸のこぎり
を使って、板をきる活動です。
☆ちなみに今回購入した卓上電動糸のこぎりは
です。
テーマ
テープカッターをつくろう
時間
90分×3回
準備物
・卓上電動糸のこぎり
・テープカッター作りセット
今回はアーテック(Artec)【テープカッター作りB】を使用
[内容]
側板(9×160×100㎜)…2
側板(9×40×85㎜)…1
底板(9×40×150㎜)…1
テープホルダーセット…1
木ネジ…4
吸着シート2枚組…1
紙やすり…1
工作ボンド…1
☆板の材質:MDF
・アイデアスケッチ用の紙(A4程度)
・絵具セット
・ポスカペン
・ニス
・刷毛
・ビニール
・新聞紙
・マスキングテープ
・プラスドライバー
・キリ
活動の様子
導入
T(先生):自分のセロハンテープカッター持ってるかな?
先生は、自分のはなくて家族で一緒に使っています。」
S(生徒):ぼくも、自分のはないな。
S:妹と一緒に使っているよ。
T:そっか!
自分のセロハンテープカッターあったらいいな!
先生も欲しいな!
と思って、今回はセロハンテープカッターを作ってみようと思います!
展開


- 側板の形を決める。
側板(9×160×100㎜)1枚に基本の形を伝えてデザインし描きます。
(重要!!!テープカッターの切る手前のところを凹ませること!)
- 板の内側と外側を確認し、外側のアイデアスケッチをします。
板にえんぴつで下描きをして、彩色していきます。




☆順番に電動糸のこぎりでいらないところを切ってヤスリをかけていきます。
側板2枚をマスキングテープで固定して一緒に切ります。








(90分1回目終了)
- 彩色の続きをします。板の厚みの部分など彩色していきます。
細かいところや低学年で絵具が難しいところなどは、ポスカペンなども活用しました。














- ニスで仕上げます。






(90分×2回目終了)


型紙を作ってネジの取り付け位置に印をつけます。
- テープホルダーを側板にキリで仮穴をあけ工作ボンドをぬり、木ネジで取り付けます。
- 工作ボンドで板を貼り合わせ組み立てます。
- カッター刃を取り付けます。ボンドをつけ、キリで穴をあけドライバーで木ネジをとめます。
- 吸着シートをとりつけます。
時間がある場合は、仕上げに外側のニスをぬってもいいですね。
(90分×3回目終了)
- テープホルダーにセロハンテープをつけて完成です。
低学年に高学年の子どもたちが教えてあげる姿がたくさんみられ、とても素敵な光景でした。
小さな先生がたくさんいてRinも助かりました!










まとめ
今回は、テープカッターを作りました。
共用することも多いテープカッターですが、自分専用のモノがあると何かつくりたいとき、ひらめいたときにくっつけることができて便利ですね。
小学1年生から6年生までいるRinのこども造形教室では、低学年の子たちにむずかしいところもありますが、一緒にフォローしながら取り組んだので大丈夫でした。
特に、卓上電動糸のこぎりで切断するところは、ドキドキしていましたね。
けれど、卓上電動糸のこぎりは、正しく使えばとても安全な道具です。
しかも、音もするので、子どもたちは用心しながら、しっかりと切断することができます。
意外に、大丈夫なのです。
Rinも、これまで15年ほど図工や美術の授業をしてきましたが、卓上電動糸のこぎりで怪我をした人は、小さな怪我も含めて一人もいません。
事前の安全指導をしっかりとしておけば、小学生でも使える便利な道具です。
教室用に、卓上電動糸のこぎりを購入したので、これからさらに題材に広がりを感じられてワクワクしています。次は何をつくろうかな?!