こんにちは!母画家道Rinです。
Rinが主宰する「子ども造形教室」の様子を今日は、ご紹介しようと思います!。
今回は、宮崎市フェニックス自然動物園の動物たちを中心に、子どもたちに描きたい動物を選んでもらって描きました。
夏休みの宿題としても出せるように、テーマを選びました。
あれあれ不思議、描いている動物たちの表情が、なんだか自分の顔に似てくる?
そんなことが、なぜか起こる?!
動物画の面白さを味わいながら、制作していきました!
テーマ
楽しいどうぶつ!
活動時間
90分✖2回
準備するもの
- 画用紙(白、薄黄色、水色、黒、薄ピンク)四つ切
- 絵の具セット
- 新聞紙
- 鉛筆
- 消しゴム
- 割りばし
- 墨汁
- ペットボトルのフタ
- クレパス
- ネームペン
- 綿棒
- 爪楊枝
- 金網(スパッタリングのコツ)
- ブラシ
- スポンジ
活動の様子
①
T(先生):前回描きたい動物を決めたね!
(資料の写真を配り)どんな動物にしたかな?
S(生徒):ライオンにしたよ!
レッサーパンダにした!
T:選んだ動物のどんなところが好き?
S:強そうなところ!
S:かわいいところ!
S:珍しいところ!
T:そうだね!
どれも、とっても魅力的な動物だね!
それじゃ、今日は自分がこんな風に好きだな!と思うところが描けるように頑張ろう!
まず、資料を参考にしながら、画用紙縦がきにしようか、横がきにしようか決めていくよ。
決まったら、鉛筆で写真をもとに、下がきをして行こう!
鉛筆は消しやすいように薄めに下がきするのがコツだよ!
※悩んでいる子には、資料を参考に効果的な構図をアドバイスしていきます。
例えば、ライオンなど迫力を出したいときは、枠からはみ出しそうになるようにします。
うさぎなど、可愛さを出したいときは、こちらを見つめているような視線で、枠内の真ん中に配置したり、数匹配置したりするといいですね。振り向いた様子なども、かわいいですね。
②
動物の下がきができたら、背景をどんな風にするか考えます。
水辺を描いたり、枝や木、草、岩を描いたり、空や雲を描いたりしていきます。
上学年には、遠近感など、その子に応じてアドバイスしてあげるといいですね。
③
鉛筆の線を
- クレパス
- 箸ペン
- ネームペン
- 木炭画鉛筆
の中から選んで、なぞっていきます。
どれも、子ども造形教室で経験している描画材を選びました。
悩む生徒には、別の紙に試しがきして決めていくようにするといいですね。
④
絵の具で彩色していきます。
動物の体は、同じように見えるけれど、いろいろな色があることに注目しながら絵描きます。
毛並みや肌質、柄など、それぞれの動物の特徴を見つけながら描きます。
※未就学児の場合は、クレパスなど扱いやすいものを中心に描かせて、背景など広い範囲などに、絵の具を使ってもいいですね。
筆以外にも、綿棒などて点描を描いたり、細かいところは爪楊枝など使うと描きやすいです。
あと、筆の根元を潰すように持って、広げて絵の具をつけて描くと毛並みが簡単に描けます。
まとめ
今回は、自分が選んだ大好きな動物を描いていきました。
描いているうちに、なんだか自分の顔に似てくるから不思議です。
自分の顔のバランスが、自然と頭に入っていて、無意識にそのバランスで描いてしまうからかもしれません。
そんな実は、自画像的とも言える動物画!
ぜひ、お試しください!