こんにちは!母画家道Rinです。
児童・生徒理解をする上で、児童や生徒を観察することは、とても大切ですね。
だけど、毎日の激務に流されて、ないがしろになったり、感覚的になったり、偏った見方をしてしまったりしまうこともあります。
先生だって人間なので、そんなこともありますね。
けれど、ちょっとしたコツをつかめば、児童・生徒理解をすんなりできるようになります。
そのちょっとしたコツを今日は、ご紹介していこうと思います。
児童・生徒理解をするちょっとしたコツ「観点を決めて観察する」
児童・生徒理解をするちょっとしたコツ
それは
「観点を決めて観察する」
です。
今日は、良いところを見つける日。
今日は、悪いところを見つける日。
今日は、休み時間の過ごし方を徹底的に見る日。
今日は、掃除のようすを観察する日。
今日は、他教科の先生の授業のようすをみる日。
今日は、ふだん目立たない子を観察する日。
などと
観点を決めて観察します。
そうすることで、
いろいろな視点で、観察をすることができます。
また、曖昧になんとなく、感覚的に観察することが減ります。
ふだん、どうしても、目立つ子や問題を起こす子などに目がいきがちだったり、悪いことばかりに目がいきがちだったりしてしまい、児童や生徒を観察する上で、
「かたより」
が生まれてしまいます。
ベテランになってきたら、さらに要注意
先生をしていて長年たってくると、自分の児童・生徒を観察する目を過信するようになってきます。謙虚な先生でも、どこかそういった奢りが出てきてしまいやすいところです。
なぜかというと、
これまでの教師としての経験から、生徒たちに対して、
「この子は○○なタイプ、あの子は○○なタイプ、その子は、、、」
と自分でも意識しないうちに分類してしまいがちなんです。
恐ろしいカテゴリー化を無意識にしてしまって、児童・生徒の新たな面を観察するチャンスをのがしたり、かたよった見方をしてしまったりしてしまいます。
だけど、児童・生徒も人間なので、いろいろな表情をもっています。自分にみせる表情と他の先生にみせる表情がちがうことなんて多々あります。
授業中の態度と休み時間の態度がちがったり、表情がちがったり、今日と明日ではちがったりします。
そういった児童・生徒を理解するには、なんとなく漠然と観察していても、なかなか進まないことが多いです。
そこで大事になってくるのが、
「観点を決めて観察する」
です。
そうすることで、児童・生徒を勝手なカテゴリー化にあてはめたり、偏った見方をしたり、感覚的な見方をするのではなく、児童・生徒理解へと進むことができます。
まとめ
今日は、そういった児童・生徒を観察するうえで大事なことをお伝えしました。
かたよったり、カテゴリー化したり、感覚的な見方ばかりにたよったりしないためにも、
「観点を決めて観察する」
ことをオススメします。
毎日を積み重ねていけば、きっと児童・生徒を理解することができるようになると思います。
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少しでも、お役に立ててもらえると嬉しいです。
最後まで読んでくださりありがとうございます。