こんにちは!母画家道Rinです。
今日は、Rinが主宰する「こども造形教室」の活動の様子をご紹介しようと思います。
今回は、前回の活動
を生かして、トートバックにオリジナルのデザインをし、絵の具で着色していきます。
テーマ
オリジナルトートバックをつくろう!
時間
90分
材料
トートバック(A4サイズが入るくらい)
マスキングテープ
アクリル絵の具(スクールガッシュを使いました)
アクリル絵の具布用メディウム
新聞紙
ビニール袋
紙皿
☆たんぽ作り
スポンジ
割り箸
輪ゴム
活動のようす
①前回の活動を簡単に振り返ります。
T(先生)「今日も、マスキングテープを使っていくよ!マスキングテープをしたところには、絵の具がつくのかな?」
S(生徒)「つかない!」
T「そうだったね!そのことを思い出しながら、どんなトートバックにしていこうか考えよう!」
②T「まず、前回と同じように、使う道具「たんぽ」をつくるよ。」
割り箸にスポンジを輪ゴムで止めてつくります。
3〜4本つくります。


③マスキングテープをトートバックに貼っていきます。
モンドリアンの作品をヒントに、画面をマスキングテープで好きなように分割していきます。
表が終わったら、裏も分割します。


④新聞紙をたたんで、トートバックにぴったりのサイズにします。
新聞紙をビニールに入れて、トートバックに入れておきます。
裏写りを防ぐためです。
新聞紙にマスキングテープでずれないように2箇所ほど固定します。(持ち手のところを止めました。)
⑤たんぽで絵の具をつけていきます。




今回は、前回と違い支持体が紙ではなく、布地なので、布用絵の具を混ぜました。
アクリル絵の具は耐水性なので、そのままでも悪くはないのですが、どうしてもひび割れが起こったりしやすいので、
布用メディウムをアクリル絵の具と1:1くらいで混ぜました。
そうすることで、アクリル絵の具が乾いても、アクリル絵の具に弾力があり、ひび割れたり、剥がれたりしにくくなります。
もちろん洗濯もできますよ!
今回は、イベントカラーの布用メディウムを使いました↓


たんぽのコツは
トントンと軽くたたくように絵の具をのせていきます。
筆とは、違う感じなので、新鮮です。
マスキングで分けたスペースごとに絵の具の色を変えたり、同じ色にした李、同じ枠の中でも、色を変えても!
重ねて色をつけてもきれいですね。
筆とはちがったタッチにはまります。
⑤表の彩色が終わったら、ゆっくりとマスキングテープをとり、ドライヤーで乾かします。(時間があるときは自然乾燥でもいいですよ。)


⑥裏面もたんぽで色を彩色していきます。できたら、マスキングテープをはがします。急ぐときはドライヤーで乾かします。












✳︎さらに時間があるときは、はいだマスキングの部分の両端にマスキングをして、はがした部分にも絵の具をつける方法もありますよ。
まとめ
今回は、前回の活動「モンドリアンになろう!」を受けて、布にマスキングテープとたんぽを使って描いていく方法で、オリジナルトートバックを作りました。
手作りのたんぽやマスキングテープなど、あまり使ったことがない道具も、2回目となると随分慣れて、使いこなしているようにも見えました。
また、今回はトートバックにデザインしていったので、ぜひ、普段に使って欲しいなと思います。
お道具入れにしたり、こども造形教室用のカバンにしたり、お母さんにプレゼントしたり、移動教室のカバンにしたり、色々と活用してくれると嬉しいです。
世界にひとつだけのオリジナルのトートバックができました。
次回は、さらに一まわり大きなトートバックに挑戦します。
お楽しみに!