ベンハムビュンビュンごまを作ろう!図工や美術の用具や材料、指導方法をご紹介!中学校小学校幼稚園保育園絵画教室などにもお役立ち!

こんにちは!母画家道Rinです。

今日は、Rinが主宰する「子ども造形教室」の活動の様子をお伝えします。

図画工作科や美術の材料や用具もご紹介しています。

テーマ

ベンハムビュンビュンごまをつくろう!

 

時間

90分

 

準備物(材料や用具)

厚紙(今回は板目紙を使用)

たこ糸

のり

はさみ

キリや千枚通し、画鋲など穴が開けられるもの

ベンハムごまを印刷した用紙

必要ならストロー

活動の様子

  • 出会い(導入)

T(教師)「今日はベンハムビュンビュンごまをつくりますよ。

どなのかというと。。。。こんなのです!」

子どもたちの前で、ビュンビュンと回して見せます。

最初は、ビュンビュン回ることに、驚き、興味津々のようすです。

音も

びゅーんびゅーん

というので、迫力満点!

 

T「すごい勢いよくまわるね。

実は、このコマ、もうひとつひみつがあって、、、、」

実演しながら、コマのもように注目させます。

白と黒で描かれたカタチがまわることで、

あら不思議!

黒と白が灰色になって、、、

薄い赤や緑など色が見えてきます。

うっすらみえたりみえなかったり、人によって見え方が違ってきます。

 

T「止まると白と黒だけだのに、まわると!不思議だね!

さあ!さっそくつくっていくよ!」

  • 広がり(展開)

    1. ベンハムごまのもようが印刷された紙を配り、一枚を厚紙にはります。
    2. 円にそってていねいに切ります。慎重に切ります。紙を回して切るときりやすいですね。
    3. もう一枚の印刷された紙を丸く切り、裏面にはります。
    4. キリなどで印の通り中心近くにある印の二カ所に穴を開けます。はさみの持ち手を使って開けるといいですよ!(なるべく正確に穴をあけます!)
    5. 1メートルくらいに切ったたこ糸を④の穴に通します。通しにくいときは、セロハンテープで糸の先を細く止めたり、キリで押し込んだりするといいですね。
    6. 糸を結んで、できあがりです。

・ふりかえり

回してあそんでみましょう!

最初は、くるくると両手にひもを持って、くるくるとまわします。

ある程度、ひもがねじれたらひいっぱります。

一度、リズムができるとずっと回し続けることができます。

まわらないときは、中心がずれていたり、ひもがみじかすぎたりしています。

はやくできた人は、二個目にチャレンジしてもいいですね。

 

また、糸が指にからまって、痛いのが気になるときは、ひもを結ぶ前に3センチくらいに切ったストローを2本通して、保護してあげるといいですね。

 

まとめ

今日は、ベンハムビュンビュンごま(ベンハムぶんぶんごま)をつくりました。

今回の内容は、手順にそって、ていねいにつくることが大切です。

ていねいにはさみで切る。

ていねいにのりで貼る。

ていねいにあきらめず糸を通す。

穴の印を正確に開ける。

そうすることで、しっかりとびゅんびゅん回るコマができます!

 

根気強くがんばる力もつくし、まわったときの感動も味わえます。

回すまでにちょっとしたコツがいりますが、一度コツをつかむとビュンビュン回ってとても楽しいですよ。

またベンハごまの不思議なしかけ、白黒なのに色がみえる不思議が、また魅力的な活動です。

 

ぜひ、お試しくださいね。

 

もっとこんなアイデアがありますよ!

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最後まで読んでくださりありがとうございました。Rinでした。

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ABOUTこの記事をかいた人

こんにちは。母画家道Rin甲斐香織です。 「No ART, No Life」 ── アートは私にとって、生きることそのもの。 画家、美術講師、そして三兄弟の母として、 描くこと・教えること・暮らすことのすべてを、アートでつないでいます。 これまで25年以上、美術教育に携わり、出会ってきた生徒は延べ3,000人以上。 宮崎県高鍋町のこども造形教室を運営、小中一貫校の図工美術講師、 オンラインギャラリーの運営など、多角的に活動しています。 「みんなちがって、みんないい」「答えは、あなたの中にある」 そんな信念のもと、美術を通じて、自分らしく生き抜く力を育むことを大切にしています。 このサイトでは、美術を仕事にする楽しさ、 教育・創作・日常を彩るアートの力を、そっとお届けできたら嬉しいです。