こんにちは!母画家道Rinです!
美術を生かしたお仕事の1つ
版画家
について今日はお伝えしようと思います。
版画家とは?
版画には、いろいろな技法があります。
たとえば、木版、ゴム版、銅版(エッチング)、石版、ドライポイント、リトグラフ、ステンシルなどです。
このような版画の技法をつかって表現するアーティストのことを版画家といいます。
版画家には、美術系の大学や専門学校の出身者が多いけれど、このような学校を出たからといって必ず、版画家になれるわけではありません。
このような学校に行くメリットとしては、基礎基本を学ぶことはもちろん、先輩や後輩、友人などと切磋琢磨できることや大学の教授や卒業生などとの交流から、画廊とのコネクションが生まれることなどが考えられます。
確かに画廊などとのコネクションも大事だけれど、その前に魅力的な版画でなければ、興味を持ってくれることはないですね。
なので、当たり前の話だけど、感覚や技術を磨き、質の高い作品を作ることが何よりも大切です!

他には、美術館が公募する賞に応募するのも、プロになるためには一つの方法です。そこで受賞すれば、画廊や画商から注目されて、個展などを勧められることもあります。
けれど、版画表現だけで、生計をたてている人は、ほんのわずかで、版画教室を開いたり、小・中・高の美術の教師や美術系の大学や専門学校で教えたり、全く別の仕事をしながら活動していたりする人のほうが多いです。
「表現」である絵画に対して、いろいろな道具や機械を使う版画は「作業」的な側面もあります。
浮世絵などは、版画で表現されていて作者と刷り紙がわかれている場合もあります。
けれど、シルクスクリーンなどをのぞいては、現代の版画家は「刷り」まで自分で行うことがほとんどのようです。
まとめ
印刷機が発達して、家庭でもコンビニでも誰でも手軽に印刷できるようになりました。
版画が発達をとげで、現代の印刷技術が生まれていますが、印刷機では出せない版画の魅力があると思います。
手で刷ることで生まれる表現はずっと大切にしていきたいなと思います。
もお役立てください!