【ARTの困りごと解決講座】キャンバスでシャープに描きたい!平滑なキャンバスの作り方とは?

 

「平らなキャンバスに描きたい」

 

キャンバス地をはったキャンバスに描いたことがある方なら、この悩みを持ったこともあると思います。

キャンバスは、キャンバス生地が張られています。

キャンバス地の目も荒いものから細かいものまであります。

そのキャンバス地の風合いを生かして描くのも好きだし、キャンバス地で描きたいときも多々あります。

けれど、細かい描写をしたい場合やシャープな線や面を描きたい場合など、キャンバス地だと描きにくい場合があります。

また、板パネルに張ったキャンバス地ならマシですが、特に木枠に張ったキャンバス地はたわむので、ペンなどで描くときも抵抗が弱く描きにくいのです。

 

そういった細かい描写やシャープな線や面を表現したい場合

オススメのキャンバスの作り方があります。

 

それが、

板パネル(シナベニヤ製)

ジェッソ(下地材…アクリル絵具を重ねてぬることができます)

紙ヤスリ

 

を使った方法です。

 

板パネルはラワン製でなく

シナベニヤ製がオススメです。

 

紙ヤスリは今回200番前後と400番前後を使いましたが、好みに合わせてもっと細かい紙ヤスリで仕上げていってもいいですね。

その辺の微調整も楽しいです。

 

また、今回は白のジェッソ(下地材)を使いましたが、

黒のジェッソもありますし、二層目、三層目は違う色のアクリル絵具で下地をつくっていくのも楽しいですね。

 

詳しくは動画をご覧ください。

少しでもあなたの困りごとが解決できると嬉しいです。

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こんにちは。母画家道Rinこと甲斐香織です! 「No Art No Life」美術をライフワークにする美術家です。 こどもから、大人まで美術を楽しんでもらえるようなサイトを目指しています。 今まで10数年2000人以上をみてきた美術教師の経験や知識をお伝えする中で、 少しでも、美術って楽しい!と身近に感じてもらえると嬉しいです。 三兄弟の子育て中でもあるので、そういった子育て、夫育て、家づくりなどに ついても、更新しています。 また、美術作品の制作にも、取り組んでいます。 お気軽にご覧ください!