「もしも頭に木が生えたら、、、」
Rinが学校の授業や
こども造形教室の最初の授業で出す問題です!
自己紹介も兼ねて、
「もしも、頭に木が生えたら、、、」
といって想像を膨らませながら、
絵で表現していきます。
なぜこのようなことをするかというと
絵にはその人が出ます。
言葉で表すよりも、
言葉にはできない部分まで、
心の深くまでみる事ができるからです。
そういった心理テストもあるそうですね。
心理カウンセラーの方が使ったりもするそうです。
そして、そのヒントをもらった絵本が
ヨシタケシンスケさん作の絵本
「ぼくのニセモノをつくるには」
ヨシタケシンスケさんの絵本を
最初にみつけたのは、わが子でした。
息子が、熱を出して
小児科を受診していた日のこと。
待合室にあった絵本を持って来て
「読んで」
というので膝に息子を乗せて読んであげました。
すると
最後のページで
思わず、
「ププッ」
と声を出して笑ってしまったのです。
静かな待合室で、Rinの笑い声が一瞬、
響き渡ってしまったのです。
その声に一番、
びっくりしたのはRinでした。
思わぬ展開に、思わず声を出して笑ってしまったのです。
さてさて、
その絵本はなんでしょう?
Rinを思わず笑わせたその絵本は、
ヨシタケシンスケさんの
「もうぬげない」
です!
知ってる方はなるほど!
と思われたかもしれませんね。
そこから、ヨシタケシンスケさんの絵本が
気になって、図書館で読んだり、
本屋さんや「絵本ナビ」で購入したりしていて
この
「ぼくのニセモノをつくるには」
に出会う事ができました。
息子のおかげです!
絵本は、美術や図工の授業をするときに
いろんなヒントをくれます。
子育てをしていると
そういった絵本に出会えるチャンスが
たくさんあるので、仕事から離れていても
いつも、教材研究しているようなものですね。
私が利用している絵本のサイトに
『絵本ナビ』
https://px.a8.net/svt/ejp?a8mat=2ZCZSF+C210S2+3KRU+5YZ77
があります。
Rinのように子連れで本屋さんで
ゆっくり絵本を選べない方や
忙しくて、中々本屋さんに行けない方、
近くに大きな本屋さんがない方などには
とても便利だと思います。
オススメがのっていたり、
専用のアプリをダウンロードすれば、
試し読みできる絵本もあります。
まるで本屋さん絵本を開いて選んでいるような感じです。
ちょっとできた隙間時間などに
さくさくっと選べます。
おススメです!
ヨシタケシンスケさんのシリーズ以外でも、
「はらぺこあおむし」などで
有名なエリック・カールさんの
絵本もよく授業で活用します。
エリックカールさんもよく活用していた方法で
トレーシングペーパーに絵の具などで
点々や形、線などを描いていって、
切りとって貼り絵(コラージュ)をしていきます。
こういった絵本からヒントをもらって
授業に生かしています。
また、絵本を導入につかって
雰囲気を高めたり、発想を広げたりすることにも効果的です。
また、絵本は、子供が読むものとしておくだけでは、
もったいないくらいの魅力があります。
大人も魅きつける魔法が絵本にはあります。
ちょっと疲れたなというときは、
ゆっくりとした気持ちで絵本を開くのもおススメです。
子供の頃を思い出すかもしれないし、
子供の頃には気づかなかったことに気づくかもしれません。
彩りに魅了されるかもしれません。
かわいい表情に癒されるかもしれません。
自分の感性でいいと思うものを選んでみるといいですね。
お気に入りの絵本に出会えるといいです。
PS.
ヨシタケシンスケさんの
「ぼくのニセモノをつくるには」を使った授業は
母画家道
https://rinart.jp/jikosyoukai+
に詳しく書いていますので、よかったらご覧ください。