こんにちは!母画家道Rinです。
今回は、前回に引き続き土粘土についてお伝えしていこうと思います。
土粘土の練り方のコツです!
真空土練機というものが、あれば簡単なのだけど、一般のご家庭や小中学校ではないことも多いと思います。
なので、真空土練機を使わない方法をわかりやすく解説していきますね。
目次
- 真空土練機とは?
- 小学生でもできる土粘土の練り方
- 土粘土に水を加える場合
- まとめ
1、真空土練機とは?
真空土練機とは、土粘土を空気を抜きながら、練ってくれる電動の機械です。
粘土をコブシぐらいの大きさで機械口に入れると、練られ空気が抜けた筒状の土粘土が出てきます。
彫塑用の土粘土や陶芸用の信楽粘土、テラコッタ粘土はこの真空土練機を使って練り出されているものが多いです。
なので、土粘土を購入してそのまま使うのが一番、状態がいいのはいうまでもありません。
けれど、造形遊びなどで活用したり、粘土遊びを何度もさせたり、彫塑用で型取りに使ったりという場合は、再利用したいですね。
2、小学生でもできる土粘土の練り方


そこで、小学生でもできる簡単な練り方をお伝えしていこうと思います。
繰り返し使ってかたくなった土粘土は、耳たぶくらいの軟らかさになるようにするのが理想です。
だけど、手にベタベタとくっつく土粘土は、軟らかすぎです。
逆に指で押しても、少し凹むくらいの土粘土は、硬すぎです。
小学生でもできる土粘土の練り方としては、
①握りこぶし大くらいの土粘土を両手ではさみ、擦り合わせていきます。
粘土板の上に土粘土を置き、両手で転がしても棒状になります。
直径3〜6センチくらいの太さで棒状にします。
②棒状に伸ばした粘土を粘土板におき、手前から折りたたむように曲げます。
③手のひらで粘土板に押し付けます。
④体重を乗せて、両手のひらで前の方に滑らせるように押して練ります。
これを繰り返していくと練ることができます。
大人の場合は、もっと大きな土粘土の塊でも大丈夫です。
3、土粘土に水を加える場合


土粘土に水を加える場合は、まず手を水で濡らして練っていきます。
それで、練ってみて耳たぶくらいに軟らかくなれば、オッケーです。
けれど、それでも、硬い場合は指で何箇所か土粘土に穴をあけて、水を少し入れます。
そして、その穴を塞ぐように練っていきます。
そのときに注意することは、水が土粘土の表面や粘土板につかないようにすることです。
水がつくと粘土板に粘土がくっついたりして扱いにくくなります。
4、まとめ
今回は、小学生でもできる簡単でわかりやすい練り方をご紹介しました。
黙々と練るのもいいけれど、造形遊び的にちょっとした言葉がけやゲーム感覚などを取り入れて、楽しみながら練ることもできますね。
また、このような授業実践ものせていきたいと思います。
最後にこのような方法で練っても、硬さがかわらない場合は、練って再生させることはできません。
そんなカチコチにかたまった土粘土の再生方法は、次回にお伝えしようと思います。
土粘土の再生方法とは?練ることができないほどかたまっても大丈夫!
をご覧ください!
また、別の記事でもお会いしましょう!
Rinでした。