こんにちは!母画家道Rinです。
Rinが主宰する「子ども造形教室」や小学校や中学校の授業でも取り入れている土粘土!
油粘土や紙粘土、樹脂粘土などいろいろな種類があるけれど、土粘土は外せない粘土の一つです。
陶芸や彫塑用にも使われている粘土です。
そんな土粘土の準備や保管の仕方のコツについてお伝えしていこうと思います。
目次
- 準備のコツ
- 片付けのコツ
- 気をつけること
- まとめ
1、準備のコツ
土粘土は、その名の通り土からできています。
購入してすぐの土粘土は、ビニール袋に入っています。
ちょうどいい硬さで寝られているので、なにもせずそのまま使えます。
けれど、新しい土粘土でなく、何度か利用したものなら、硬くなっている場合もあります。
事前に確認して、真空土練機がある場合は、適度に水を加えて粘土練り機で練ります。
真空土練機がない場合は、ソフトボールくらい(直径10センチくらい)にわけて適量の水を加えながら、手で練っておくといいですね。
制作する机などの上に、新聞紙やポリシートなどをひきます。
その上に粘土板、粘土ベラ、濡らしたタオルを置きます。
新聞紙を引いた場合は、濡らしたタオルの下にビニール袋などを敷いておくといいです。
粘土を使っていて、小さくなった粘土は、粘土の塊でくっつけて集めると簡単です。
服装は、動きやすい汚れていい服がいいです。
袖をしっかりとまくっておきましょう。
土粘土がついても、乾くと土に戻って、サラサラととれ、洗濯すればとれるのでそこまで神経質になる必要はありません。
2、片付けのコツ
完成した作品は、新聞紙やビニールを敷き、その上に保管するといいです。
粘土保管用の板が用意できる場合は、その上でも大丈夫です。
まだ、完成していない制作中の作品は、濡れタオルを土粘土の部分が全て隠れるようにかけます。
そして、大きめのポリ袋で、粘土板も一緒に丸ごと入れて保管すると乾燥を防ぎ易いです。
残った粘土や作品を壊して塊にして保存するときは、
まず、混ざっている粘土以外のものやかたくなった粘土を取り除きます。
次によく練って、ソフトボールくらい(直径10センチくらい)の塊にします。
最後に、それをポリ袋に入れて、空気をなるべく抜いてしっかりと口を結びます。
さらに、ポリバケツなどに入れフタを閉めておけば、乾燥をさらに防げます。
3、気をつけること
手に怪我をしている場合などは、絆創膏などでしっかりと傷口をカバーしてから、使用するようにします。
また、土粘土にだけでなく、粘土など素手で扱うものは、アトピー性皮膚炎やアレルギーを持つ人もいるので、事前に少量触ったり、医師に確認したりしておくようにしましょう。
4、まとめ
土粘土は、陶芸や彫塑用にも使われますが、子どもたちにも扱いやすく油粘土や紙粘、樹脂粘土などとはちがった感触があります。
また、土でできているので、水でといて泥遊びのような活動もできます。
土粘土は、土からできていて触ることで、体の毒素を吸い取ってくれるとも言われます。
紙粘土油粘土よりは、馴染みがあまりないかもしれないけれど、ぜひ、体験してもらいたい粘土です。
次回は、土粘土の練り方のコツをお伝えしていこうと思います。
最後まで読んでくださりありがとうございました!Rinでした。