こんにちは!母画家道Rinです。
今日は、粘土の種類【後編】です。
小学校の図画工作や中学・高校の美術まで大活躍!粘土の特徴や用途、使い方を種類ごとにご紹介していきます。
粘土(ねんど)といっても、実はいろいろなモノがあります。
その中で、大きく分けると7種類にわけられます。
- 紙粘土
- 軽量粘土
- 液体粘土
- 小麦粉粘土
- 液体粘土
- 土粘土
- 油粘土
- テラコッタ粘土
粘土の種類【後編】
今日は、その中でも、
について粘土の種類【後編】としてご紹介していこうと思います。
土粘土とは?
彫塑用粘土
特長
彫塑用粘土は、天然原料の土を主な材料とした粘土です。
他の粘土と比べると価格が安く、のびがよくて、繰り返し使えて経済的です。
なので、彫塑をするときに、よく使われています。というかそのためにつくられた粘土です。
重量があり、乾燥すると独特な質感になります。
また、乾燥した後に、絵の具で色をつけたりすることもできます。
彫塑用粘土は、乾燥しやすいので、密封容器や密封袋など入れたり、制作途中の作品は、ぬれタオルでまいて、ビニールをかけるなどして、保管すると良いです。
固まった粘土は、また、砕いて水を加え練り直して再利用できます。
また、真空土練機もあります。
土粘土の再生方法とは?練ることができないほど、固まっても大丈夫!
彫塑用粘土を粉末状にしたモノも販売されています。
水の混ぜ具合で、いろいろなやわらかさの粘土をつくることができます。
用途
粘土をかまどで焼いたりしない立体作品をつくることができます。
造形遊びをするなど活動や共同で製作したりする場合など、安価なので大きなモノをつくったり、大量に使いたい場合にも適しています。
信楽粘土
特長
信楽粘土は、高温で焼くことができます。焼きしまりがよくて、成形もしやすいです。焼成すると白っぽくなるので、焼成後にアクリル絵の具や釉薬をつけるときれいに発色します。釉薬をつけた場合は、もう一度やきます。
詳しくは
をご覧ください。
用途
焼成することができるので、彫塑作品だけでなく、食器や花瓶、鉢などをつくることができます。
テラコッタ粘土
特長
テラコッタ粘土は、赤茶色や茶色っぽい色をしていて、高温で焼くことができます。
素焼きの作品として素朴な味わいがあります。
用途
埴輪や縄文土器などを作るのにぴったりです。また、植物を植える鉢づくりにも適しています。窯で焼くのはもちろん、野焼きもできます。
詳しくは、焼成方法
をご覧ください。
油粘土とは?
特長
油を含んだ粘土で、乾燥せずに、何度も成形することができます。以前は、独特の匂いや油っぽさがありましたが、随分と改善されて、扱いやすくなり匂いも気にならなくなって、快適に使用できます。
少し硬く感じでも、手でこねたり練ったりしているとやわらかくなってきます。
重さがあるので、重りとしての役割も果たせます。
用途
幼児や小学生など、粘土遊びをするのにとても適しています。
保管も粘土箱に入れて保管でき、繰り返し使えるので経済的です。
できた作品を展示していても、固まることもありません。
ただ、繰り返し使うことで、ゴミなどが混じったりするので、触り心地が悪くなったり汚れてきたりしたら、買い替えをお勧めします。
まとめ
今日は、粘土の種類【後編】
小学校の図画工作や中学・高校の美術まで大活躍!粘土の特徴や用途、使い方を種類ごとにご紹介していきました。
粘土の【前編】
もよかったら参考にされてください!
最後まで読んでくださりありがとうございました。