こんにちは!母画家道Rinです。
今日はRinが主宰するこども造形教室の活動の様子をお伝えします。
ふんわり柔らかな雰囲気が出せるパステルやコンテを使って
春をイメージした活動のご紹介です。
春の空気の色とは?
さてさてどんな作品ができたかな?
早速、ご紹介していきます。
☆ パステルとコンテのちがいについては
コンテとパステルの違いとは?描画材の種類。絵を描く道具や材料のご紹介。
を参考にされてください!
テーマ
パステルカラフル
〜春をイメージして〜
時間
90分
準備物
パステル
パステルを削る道具
(今回は粘土ベラを使用
スパッタリング用の網や
茶漉し、ザル、カッターなどでもOK)
テッシュペーパー
画用紙や水彩紙
(今回は八切を使用)
マスキングテープ
消しゴム
新聞紙
コピー用紙(パレット用)
フィキサチーフ(定着液)
下準備
新聞紙がずれないようにテープで机にとめます。
画用紙をマスキングテープで一周固定します。
活動の様子
導入
①春のイメージを膨らませます。
T(先生)「最近あたたかくなってきたね。春が来た感じだね!みんなも冬から春になった感じがするかな?」
S(生徒)「上着を着なくてもいい日が増えた気がするよ」
S「桜のつぼみを見つけたよ」
S「ブルーベリーのお花が咲きはじめたよ」
S「枝に新しい芽を見つけたよ」
T「そうだね!だんだん春を感じることが多くなってきたね。
そんな春は冬に比べてどんなイメージがある?」
S「あたたかい
カラフル
ワクワク
フワフワ」
T「なるほど!
そんな春のイメージを大切に
今日はパステルで描いていくよ!
春の空気に色をつけてみよう!」
展開
①春をイメージして画用紙の全面に色をつけます。
春をイメージしてパステルを近い色相から3.4色選びます。
ポイント
色が濁ってしまうので補色関係でない色を選ぶ
以前取り組んだいろのわドーナツを用いて説明)
☆いろのわドーナツ とは? ↓
絵の具の混色の基本!三原色で色相環を簡単に楽しく学べる「いろのわドーナッツ」を図工やこども造形教室で実践してます
②パレット替わりのコピー用紙の上でパステルを削り、テッシュにつけて画用紙にのせていきます。
③ふんわりとした感じや画用紙の上で、色が混ざり合う感じを楽しみながら、色をどんどんのせていきます。
④全面に色がのって、春な感じになったら、消しゴムで消しながら,描いていきます。
細かすぎる線や形は描きにくいので、気をつける
⑤消しながら描いたところは、そのままにしてもいいし、直接、パステルで描いてもいいし、削ったパステルをのせていってもいいです。
春のイメージを大切に描き込んでいきます。
パステルの色が濁らないためのコツ
綺麗な指やテッシュペーパーなどでぼかしたり、色をのせたりする
補色の色同士を混ぜない。
消しゴムの面が汚れてきたら、綺麗な紙の上で消して汚れを落としてから使う。
⑥できたら、フィキサチーフ(定着液)をかけます。
⑦マスキングテープを外向きにゆっくりと剥がします。絶対に急がす、外向きに!雑にすると破けるので注意!
⑧名札を書いて貼れば、完成!
まとめ
今回は、パステルやコンテを使って活動をしました。
パステルやコンテはそのまま手に持って描く事もできますが、
今回のように削ってそれを優しく広げて画用紙にのせていくことで
とてもやさしい柔らかい雰囲気になります。
いつもは、消す用具である
消しゴムで
描く!
という体験も新鮮でオススメです。
他にもコンテ、パステルに関する内容があるので
参考にされてください↓
コンテとパステルの違いとは?描画材の種類。絵を描く道具や材料のご紹介。
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最後まで読んでくださりありがとうございました。
母画家道Rinでした。