こんにちは!母画家道Rin甲斐香織です。
今日はRinの主宰する高鍋中央公民館教室「こども造形教室」(たかしんホール)での活動の様子です。
ポスターかこう!
というテーマで、夏休みや冬休みの学校の宿題、図工や美術の課題、題材にも役立つ内容です。
夏休みや冬休みに学校から出るどうしても後回しになる図工や美術の課題。
なにから始めていいのか、どうしたらいいのか、
1人でゼロから絵やポスターを描くのは、大変ですよね。
また、ポスターの場合、
「清き一票が、世界を変える!」など標語を入れないといけない場合が多いですよね。
文字をレタリングするのは大変ですし、技術も入りますが
レタリングしないでとても簡単にできる方法があります!
そちらもご紹介しているのでぜひ、チェックしてくださいね!
また、個人で制作する場合だけなく、図工や美術の授業作りのヒントもたくさんあるので、
学校の先生をしているあなた
や
絵画教室や造形教室など教室を運営されているあなた
にも役立つ内容になっています。
では早速スタートです!
テーマ
ポスターをかこう!
今回は「家庭の日」「少年の日」です。
時間
90分×3回
準備物
□ワークシート(アイデアスケッチ用)
□参考資料写真(昨年の作例・写真資料集)など
ネット環境があれば、検索し印刷したりするといいですね
学校ではタブレットが1人一台あるのでRinも学校で活動する場合は活用しています
□四つ切画用紙
□絵の具セット
□ネームペン
□クレパス
□新聞紙
□「家庭の日」「少年の日」の文字コピー
ポスターにちょうど良い大きさ文字のサイズで印刷するのがポイント!
□カーボン紙
□マスキングテープ
□筆記用具
活動の様子
☆前回の活動の最後に「家庭の日」か「少年の日」のポスターをかくことを伝える。
参考資料写真などをみて、どんなポスターにするか考えてくるように伝える。
⑴ ワークシートを使ってアイデアスケッチをする。
①「家庭の日」「少年の日」のどちらかえらぶ。
②どの場面をテーマにするかきめる。
例)スイカわり、虫取り、川遊び、海水浴、昔の遊び(コマ回し、カルタ、お手玉など)キャンプ、食事、ごみ拾い、あいさつ運動、料理、団らん、手伝い、ペットの世話、美術館や博物館など見学、少年団、習い事など
③アイデアスケッチをし、配色をきめる。
家庭の日を選んだ人は 「家庭の日」(全員)・「毎月第3日曜日」(4年以上)の文字を入れる。
人は2人以上入れる。
少年の日を選んだ人は 「少年の日」(全員)・「毎月第1土曜日」(4年以上)の文字を入れる。
【ポイント】
伝えたいことを大きくはっきりとえがく。
どの目線や視点でえがくか。どこまで入れるか。
色の組み合わせ。文字が目立つように。
⑵ 四つ切画用紙にあらかじめ用意していた「家庭の日」「少年の日」と印刷された文字をカーボン紙で転写する。
レタリングなしで簡単に文字を転写でき、オススメです!
ポスターにちょうど良い大きさ文字のサイズで印刷するのがポイント!
⑶ アイデアスケッチを元にえんぴつで下描きをする。
アイデアスケッチよりかなり大きく描くので、小さくなりすぎないように具体的な声かけをする。
⑷ 上学年は、ネームペン
下学年は、クレパス
で線をなぞっていく。
希望があれば、臨機応変に対応。
⑸ 色をぬる順番・水の量・筆選びの基本をおさえて、着色していく。
【水彩絵の具を塗る順番】
白→黄・黄緑・水色・ピンクなど明るい色白っぽい色→赤・青・緑・紫など→黒
ひろいところ→せまいところ
【水の量】
多い→淡い色合い、画用紙が透けて見える感じ
少ない→発色がよく、画用紙が透けない感じ
【筆選び】
広いところ→大きな筆を使う
狭いところ→細い筆を使う
↑は基本なので、この通りにならない場合もあるので臨機応変に対応するといい。
まとめ
夏休みの課題(宿題)としても提出できるように、募集のあるテーマの中から、「家庭の日」「少年の日」を選んで取り組みました。
「家庭の日」「少年の日」を選んだ理由は、子どもたちの身近な内容で描けるからです。また、標語も決まっているので、はじめてポスターに取り組む子にも、ハードルが低く感じたからです。
こども造形教室では、はじめてのポスター制作でしたが、とりかかりやすいテーマでできたのではないかな?と思いました。
また、夏休みや冬休みなど長期休暇の宿題や課題で頭を抱えるのは、ポスター制作だったりしませんか。
ついつい後回しになっていく図工や美術の宿題、、、
そんなポスター制作もこれが、サクッと終わるためのヒントになれたらいいなと思います。そして、すっきりさっぱりした気分で夏休みや冬休みを楽しんでもらいたいです。
もちろん図工や美術の授業や絵画教室、アート教室などでもヒントになるところがあると思うので活用していただけたらと思います。
最後まで読んでくださりありがとうございました。
今日もあなたらしく!
Rinでした。