描画材のはしペンで靴を描こう!墨汁と割り箸のコラボレーションで独特のタッチに!

こんにちは。母画家道Rinです。

今回は、造形教室や図工、美術の授業で取り組んでいる活動についてのご紹介です。

割り箸ペンに墨をつけて、描いていきます。

色画用紙は、濃すぎると墨がわからないので、薄めの色を4色選んでいます。

テーマ

くつを描こう!

準備物

  • 自分の靴
  • 色画用紙(薄黄色、水色、黄緑、桃色)四つ切
  • 割り箸ペン
  • 墨汁
  • ペットボトルのふた
  • 綿
  • 新聞紙
  • 名札
  • ネームペン
  • えんぴつ

活動内容

①4色の色画用紙から1枚選び、履いてきた自分の靴を描くことを伝えます。

②いつも履いている靴をよく観察します。

T(先生):なにかきづいたことはあるかな?

S(生徒):わっ、泥がついてる!

S:すりきれてる!破れてるところがある。

S:買ってもらったばっかりで、お気に入りなの。

S:赤いところが、カコイイ!

S:ちょっとくさいな。

それぞれの靴に対する感じ方をくみとりながら、普段何気なく履いている靴に注目していくようにします。

小さな発見も大事にしていきながら、意識を靴へ集中させていきます。

③色画用紙の上に靴をのせて、鉛筆で薄く、大まかな形を型取ります。

④靴を横向きにおいて、描く角度を決めたら、鉛筆で薄く履き口を長丸で、だいたい決めて描きます。

⑤鉛筆でだいたい検討をつけたら、割り箸ペンに墨をつけて、

ヒモの結び目→ヒモ→ヒモの通っている穴→穴がある布の部分→縫い目→、、、、というようにどんどん広げて描いていきます。

最終的に鉛筆で描いた輪郭とずれてきても、気にせず、細かいところまでよく見て描いていくようにします。

手前から奥を描くようにすると描きやすいです。

墨は、こまめにつけながら、ゆっくりと描いていきます。

墨は、ペットボトルのフタに綿を入れたものに入れると使いやすいです。

⑥シワや破れ、縫い目など細かいところまで、褒めながら描くように、意欲を高めていきます。

⑦早く描けた生徒には、描いていない方のペアの靴に挑戦させてもいいですね。角度を変えさせても面白いですね。

また、高学年や中学生以上であれば、淡墨(墨をたくさんの水で薄めた墨)で影をつけたり色味の濃いところにつけさせたりすることもできます。

⑧完成したら、日にちとサインをかいて、名札をつけます!

まとめ

今回は、割り箸ペンを使って、くつを描いてみました。

自分の靴を描いたので、愛着もあり、一生懸命取り組むことができたと思います。

割り箸ペンという普段使い慣れていない道具で描くことで、不便さはあるもののそれが、逆にゆっくりと描くことにつながり、鉛筆では描けない線が、描けたのではないかなと思います。

インクを何回もつけないといいけないので、根気と集中力がいります。

それに、鉛筆と違って、消しゴムで消したりできないので、慎重さも必要です。

今日の課題は、そういった難しさもあるけれど、その分、出来上がったときの喜びも、倍増します。

そのためにも、たくさんいいところやがんばっていることころをみつけて、どんどんほめていくことが、技術面のアドバイス以上に大切にしているRinです!

最後まで、読んでくださりありがとうございます。

よかったらこちらも参考にしてください!

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