こんにちは。母画家道Rin甲斐香織です。
ありがたいことに、時々「個展は開かないんですか?」と聞かれることがあります。
作品を楽しみにしてくださる気持ちが伝わってきて、本当に嬉しいです。そんなふうに作品を心に留めてくださっている方がいることは、画家として何よりの励みです。
でも今の私は、個展の開催は少し先にしたいと考えています。
子育て、仕事、創作──そのすべてを大切にしたいから
2025年は、わが家にとって少し特別な一年。
次男が高校受験、三男が中学受験というダブル受験の年で、家族にとっても大きな節目の時期を迎えています。
このタイミングで、私はオンラインギャラリー「Kaori Art」のリブランディングにも本格的に取り組んでいます。海外発送にも対応できるよう整備し、世界中のお客様に安心して作品を届けられる環境づくりを進めているところです。
また、家事や非常勤講師としての仕事、アート教室の運営も並行して続けており、新作制作の時間もできるだけ日常の中に確保しています。
忙しさの中でも、自分の「表現する力」を絶やさずにいること。それが、2025年の私にとって大切なテーマです。
個展は「今じゃなくてもできること」
個展は、作家として大きな表現の場です。
けれど、私はこうも思います。「個展は、今すぐやらなければならないものではない」と。
それは、心と環境が自然に整ったときにこそ開くべきもの。無理に予定を詰め込んで開催するよりも、未来のどこかで「やりたい」と感じたタイミングで、じっくり取り組むほうが、自分らしい個展になると信じています。
一方で、子どもの成長や家族の時間は「今しかない」もの。
この2025年は、特にその重みを感じています。
だからこそ、「個展は来年以降に」と考えているのです。
表現の場所は、個展だけじゃない
今は、オンラインギャラリーという「いつでも誰でもアクセスできる場所」で、新作を発表し続けています。
リブランディングを通して、より多くの方に、より快適に作品を見ていただけるよう準備中です。
また、このブログやSNSでも、作品の想いや背景、制作過程などを発信しています。
個展という“物理的な空間”ではなくても、心を込めて届けていけば、作品のエネルギーはきっと誰かに届くと信じています。
またきっと、自然なタイミングで
「今は個展を開かない」という選択は、何かをあきらめているのではなく、
むしろ、自分自身と創作の持続可能性を大切にする、前向きな選択です。
またいつか、個展というかたちで作品を並べたくなる日が来ると思います。
そのときは、今以上に深くて自由な世界をお見せできたらと思っています。
それまでは、静かに、でも確かに筆を動かし続けます。
そして、自分のペースで、作品と向き合っていきたいと思っています。
















