小学校、中学校の図工・美術で使う筆の選び方。水彩画・アクリル画で活用できる。指導する上で大事な道具の一つ!上達への近道‼︎

こんにちは!母画家道Rinです。

 

小学校の図工や中学校の美術で絵の具を使うことが多いです。

水彩絵の具を使ったり、アクリル絵の具を使ったり、ポスタカラーを使ったりすることが多いと思います。

そのときに、大切になるのが、筆選びです。

 

筆選びで大切なこと

絵の具を使うときに、絵の具選びと同じくらい、いやそれ以上大切なのが、筆選びです。

筆は、

 

手の延長として表現の動作を邪魔しないモノ

 

を選ぶようにすることが大切です。

 

選ぶときに特に大切にしたいことは2つ!

 

一つ目は、

弾力があること

 

二つ目は、

水をつけると穂先が自然とまとまること

 

です。

ほかにも、細かなことがあるけれど、この二つを大切に選べば、大丈夫です。

 

小学校・中学校の図画工作・美術で使いやすい筆の種類

丸筆

穂先が丸く束ねてある筆です。

最初、買ったときは穂先がふくらんでいるけれど、水を含ませると先が縮まり、ととのってきます。

のびのびとしている線や自由な線、太い線、細い線など力加減でかえることができます。

タッチ(筆あと)を表すこともできます。

もっとも、よく使われている筆で、1本はあると便利です。

中学校でつかうデザインセットの中に入っている丸筆を

 「彩色筆」

といいます。

小学生や中学生に持たせる場合は、

4号・8号・12号程度の細筆・中筆・太筆の丸筆を基本に持つといいですね。

平筆

穂先が平らで、穂も平らに束ねています。

丸筆と並んで、よく使われる筆です。

幅のある線が描け、線だけでなく面を彩色するのに便利です。

面相筆(めんそうふで)

穂先がとても細くて、小さな線や形、輪郭、緻密な表現などを描くときに適しています。

元々は、日本画で人物の顔など細かい線描に使われる筆だったので、

 

面相筆(めんそうふで)

 

と呼ばれるようになったそうです。

まとめ

筆を選ぶときに特に大切にしたいことは2つ!

 

一つ目は、

弾力があること

 

二つ目は、

水をつけると穂先が自然とまとまること

 

です。

 

手の延長として、使いやすい筆を選ぶことは、とても大切です。

筆選びにいかしてもらえるとうれしいです。

 

小学生、中学生にオススメの筆は、たとえば、ぺんてるのシリーズ

があります。

これは、ホームセンターなどにも売られているので、手に入りやすいですよ。

100円ショップのセットで売られている筆は、あまりオススメしません。

使い捨てのように使う場合はいいですが、長く使いたい場合は、持ちが悪く、毛が抜けたり穂先がそろわなかったりして使いにくいです。

また、たくさん使ったりするとどうしても傷んできます。

弾力がなくなったり、穂先が揃わなくなったら、買い替えどきです。

参考になれば、うれしいです。

 

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こんにちは。母画家道Rinこと甲斐香織です! 「No Art No Life」美術をライフワークにする美術家です。 こどもから、大人まで美術を楽しんでもらえるようなサイトを目指しています。 今まで10数年2000人以上をみてきた美術教師の経験や知識をお伝えする中で、 少しでも、美術って楽しい!と身近に感じてもらえると嬉しいです。 三兄弟の子育て中でもあるので、そういった子育て、夫育て、家づくりなどに ついても、更新しています。 また、美術作品の制作にも、取り組んでいます。 お気軽にご覧ください!