こんにちは!母画家道 Rinです。
描画材クーピーと色えんぴつの違いとは?
この質問も時々受けます。
今日は、幼稚園保育園や小学校、中学校、高校、大人も使う文房具。生活科図工科美術科などでも大活躍している描画材クーピーと色鉛筆についてお伝えしていこうと思います。
クーピーとは?
クーピーとは、顔料と合成樹脂系の素材(プラスチックなど)を混ぜて練り、成形した描画材です。
色えんぴつのように木で囲まれておらず、全て芯でできています。
なので、芯を持つことになるのですが、手が汚れないようになっているので扱いやすいです。
クレヨンよりは、おれにくいのも特徴です。
けれど、色えんぴつの芯よりは折れやすく、上の方を持ちすぎたり、激しく落下して床に落ちたりすると折れることもあります。
消しゴムで消せるので(といってもうっすらのこりますが)、小学校低学年でも扱いやすいですね。
クーピーは、株式会社サクラクレパスの登録商標(第1367387号1ほか)です。
色えんぴつとは?
色えんぴつは、鉛が主成分の鉛筆とは違い、芯の部分に顔料が使われています。
なので、いろいろな色があります。
鉛筆の黒と色えんぴつの黒を比べるとその違いがはっきりとわかります。
みためは、鉛筆と同じで木に芯が囲まれています。
鉛筆削りでけずることもできます。
芯の成分から、描いたものは消しゴムで消しても、あまり消えません。
幼稚園児、保育園児、小学生、中学生、高校生だけでなく、プロの大人まで幅広い年齢の人が使うことができます。
色えんぴつの商品もいろいろなものが出ています。
芯の硬さや柔らかさも微妙に違うので、自分の好みの描き心地をみつけられるといいですね。
また、色えんぴつには水彩色鉛筆というものもあります。
水彩色鉛筆とは、色鉛筆のように使えるし、水で溶くと水彩絵の具のように描ける鉛筆です。
色鉛筆にはできない表現が水彩色鉛筆にはできるので、表現の広がりが期待できますね。
クーピーと色鉛筆の違いとは?
先にも書きましたが、見た目が違います。
クーピーは全体が芯。
色鉛筆は鉛筆と同じ見た目。
です。
表現としては
細かい表現に向いているのは色鉛筆。
たくさん広い面を塗りたいときはクーピー。
消しゴムで消しやすさは
クーピー
です。
クーピーの正式名称は「クーピーペンシル」だそうです。
全60種類ほど色が用意されています。
色鉛筆は、500種類ほどの色があると言われています。
微妙な色の違いも表現されています。
12色セット24色セット36色セットなどセットでも売られていますし、
1本ずつバラでも売られていますので、気になる色だけ買うこともできます。
幼稚園や保育園、小学校低学年には12色セットで大丈夫?
幼稚園生や保育園生、小学校低学年くらいまでは、12色セットや16色セットなどで十分です。
たくさんの色がありすぎると迷ってしまうので。
多くても24色で大丈夫です。
だんだん色に関心ができてきて、いろいろな色を使い分けられうようになり、学年があがってきたら、36色セットなどでも良いと思います。
ただ、色鉛筆もクーピーも色を重ねる(重色)することができます。
なので、12色セットだけでも、たくさんの色を表現することができます。
赤一色で塗ったリンゴと
赤とオレンジで塗ったリンゴと
それぞれ違うように
色を重ねることで表現が広がっていきます。
なので、ただ色数を増やすだけでなく
色を重ねたり力のいれ具合を変えたりタッチを変えたりという
他の要素で表現が広がるので、
色数が多ければ多いほどいい と一概には言えないということです。
まとめ
クーピーとクレヨンの違いについてお話してきました。
馴染み深い身近で手軽な描画材として、子どもから大人まで大活躍です。
少しでもあなたの参考になれば嬉しいです。
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解除もすぐにできるのでご安心ください。
では、最後まで読んだくださりありがとうございました。
Rinでした。