こんにちは。母画家道Rinです。
美術の生かしたお仕事22選の中でも、ご紹介した
「漫画家」
のお仕事について、今日はもう少し詳しくお話していこうと思います。
漫画家とは?
日本の漫画は世界中から注目され、美術の教科書にも、掲載されています。
漫画は、日本の美術を表す大切にものです。
漫画のジャンルは、少年マンガや少女マンガ、青年マンガ、20代以上の女性向けのコミック誌といった主なものの他にも、いろいろとあります。
売れっ子の漫画家になると、雑誌や出版社と契約して専属料をもらいます。
また、他社の編集者から声を書けられて、いろいろな雑誌でたくさんの連載を持ったりします。
だけど、そこまで到達することは難しく、中々ないことです。
漫画家としてデビューするためには、いろいろな雑誌が行っている新人賞を受賞しなくてはいけません。
編集部へ原稿を持ち込んだり、漫画家のアシスタントになる方法でも、実力があれば編集者が担当につくこともあります。
だけど、それは新人賞をとる指導をしてもらうということです。


新人賞への応募数がとても多い男性向けの少年マンガ、青年マンガのコミック誌では、応募者の中から、才能を感じる人を編集者が探して育てるということは、不可能に近い状態です。
成功している漫画家の多くは、プロを真剣に目指している年齢が16歳〜20歳くらいの間なので、25歳を過ぎてもデビューできないと限界と捉えられる場合もあります。
少女マンガの場合は、漫画家を育成しようという傾向が強く、いろいろな雑誌が、毎月ランクに分かれている賞を設定していて、低いランクの受賞者でも、編集者に育ててもらえるチャンスがあります。
また、マンガスクールなどもあります。
とはいえ、いきなり賞を受賞してデビューする人はほんの一握りで、ほとんどの場合は、何年も編集者に指導してもらい、何度も投稿を繰り返して、デビューを果たしていくそうです。
もちろん、デビューしたからといって、その先も決して平坦ではありません。
デビューしても、軌道に乗れず、投稿から再スタートするといった場合もあります。
少年マンガでは、読者アンケートの結果が重視されていて、読者の人気がなかったら、あっという間に連載を打ち切られることもあるので、とても厳しい世界だといえます。
まとめ


漫画家になるためには、とても大変な道のりだと書きながら、改めて感じたRinです。
漫画家は、絵や物語の技術だけでなく、読者の傾向や自分のマンガを客観的に分析したり、理解したりする力もとても大切なことがわかります。
好きな雑誌で自分の好きなマンガを描くことができる夢のある漫画家というお仕事だけど、その大変さも凄まじいです。
本当に好きじゃやないとできないお仕事のひとつかもしれませんね。
映画にもなった漫画「バクマン。」が、漫画家を目指す人には、とても参考になると思います!