図画工作科・美術科で役立つ筆の持ち方・絵の具の溶き方!小学生・中学生・高校生・大人でも水彩絵の具で筆を使うときにコツ!

こんにちは!母画家道Rinです。

今日は、図工や美術でよく使う水彩絵の具の筆についてお伝えしていこうと思います。

 

筆の種類は

小学校、中学校の図工・美術で使う筆の選び方。水彩画・アクリル画で活用できる。指導する上で大事な道具の一つ!上達への近道‼︎

を参考にされてください。

 

水彩絵の具の必需品用具「筆」の役割

水彩絵の具を使うときになくてはならない用具として、

「筆」

があります。

 

この筆は、手の延長として表現していく上で、その動きが妨げられないモノを選ぶことが大切です。

 

筆は

 

「手の延長」

 

としての役割があります。

選ぶときに特に大切にしたいことは、

・水をつけると穂先が自然とそろうこと

・腰(弾力)があること

です。

 

筆の持ち方

基本的な持ち方は、鉛筆をもつような感じです。

机に支持体(画用紙など)を置いて描く場合は、鉛筆のような持ち方が描きやすいです。

大きな画面や壁面に描く場合などは、棒を上からにぎるような持ち方が描きやすいです。

スパッタリングをするときなども、この持ち方がいいですね。

 

また、細かい表現を知る場合は、小指の下や手首を支持体につけて描くと安定して描けます。

逆に広い面積を彩色したりする場合は、手首や肘を浮かせて、筆を大きく動かすと描きやすいですね。

 

筆で絵の具を溶く方法

  • 筆の穂全体を水でよく洗って、ぞうきんで水を拭きます。
  • 穂先に水をつけて、筆洗の先で水をしごいたあと、穂先を整えて、絵の具をとる準備をします。
  • パレットの小さい部屋に出しておいた絵の具を筆の穂先で、すくい上げるように必要な量をとります。
  • 絵の具をパレットの広い部屋にきます。
  • 水を穂先含ませ、④の絵の具を溶いていきます。このときに、広げ好きないように10円玉~500円玉くらいにします。

水の量は、そのときの表現したい感じにあわせて、加減します。

絵の具を筆に含ませる方法

絵の具は、穂の先の2分の1~3分の2程度に含ませて使います。

絵の具がポタリと落ちるほど多くつけすぎないようにようにします。

多くつけすぎた場合は、ぞうきんなどで調整するようにします。

 

注意

筆洗器に筆を入れっぱなしにしないようにしましょう!

一時的なら、大丈夫ですが、1時間以上そのままにしておくと、穂先がまがったり、へんにくせづいたりして、傷んでしまいます。きれいに洗って、穂先を上にしてたててしまうか、寝かせておきましょう。

 

まとめ

今日は、水彩絵の具でつかう用具「筆」の持ち方や絵の具の溶き方について、お伝えしました。基本的なところだけど、この基本ができているかどうかで、筆を手の延長として、思い通りにつかうことができるか決まってきます。

ぜひ、しっかりと指導して身につけさせたいところです。

 

次回は、筆の穂先の使い方や筆と水の量などについて記事にしていく予定です。

 

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