こんにちは。母画家道Rinです。
今回は、Rinが主宰しているこども造形教室の活動の様子です。
みんな大好き「バナナ」を描いていきました。
バナナの色の変化や茶色いところなど
形や色をよく見て描きました。
前回、前々回で学んだ
簡単!絵の具の混色やグラデーションの技法を葉の色で練習!図工や美術の題材をご紹介!絵画教室でもおすすめ
簡単!水彩絵具のグラデーションの描き方「空と風船(ふうせん)」図工や美術の題材をご紹介
を活かしながらの活動です。
テーマ
よくみてえがこう!(バナナ編)
時間
90分
準備物
- バナナ
- 画用紙A4サイズ
- えんぴつ
- 絵の具セット
- 新聞紙
- 名札
- ネームペン
- 紙皿
活動の流れ
導入
バナナをよく観察します。
T(先生):なにかきづいたことはあるかな?
S(生徒):おいしそうなにおいがする!
S:たべたいな!
S:黒い点々があるね。
S:黄色いところと黄緑色のところがある!
それぞれのバナナに対する感じ方をくみとりながら、普段何気なく食べているバナナに注目していくようにします。
小さな発見も大事にしていきながら、意識をバナナへ集中させていきます。
展開
画用紙の上にバナナをのせて、鉛筆で薄く、大まかな形を型取ります。
丸い紙皿にバナナをおいて、描く角度を決めたら、鉛筆でよく見て描きます。
お皿も描きます。真上から見るときは円 少し斜め上から見るときは楕円に描くにお皿の見え方が変化することを伝え工夫します。
白い紙皿だったので、模様や絵を描いて工夫しています。
形がとれたら、絵の具で彩色していきます。
バナナの色は黄色1色ではなく
明るめの黄色や濃いめの黄色
少し黄緑がかったところ
焦げ茶色の斑点など
こまかいところまでよくみてえがいていきます。
や
前回 前々回の活動
簡単!絵の具の混色やグラデーションの技法を葉の色で練習!図工や美術の題材をご紹介!絵画教室でもおすすめ
簡単!水彩絵具のグラデーションの描き方「空と風船(ふうせん)」図工や美術の題材をご紹介
などを参考にしながら
水の量注意(水多めで)
筆の絵の具の量水の量を調整しながら取り組みます。
陰影も描けてすばらしい!ですね
バナナを2個や3個にふやしたり、テーブルや椅子なども描いたり!
制作意欲が止まりません!!
ふりかえり
完成したら、日にちとサインをかいて、名札をつけます!
バナナは持って帰っておやつに!
まとめ
今日はみんな大好きバナナをモチーフによく見てえがいていきました。
同じように見えるバナナでも一つ一つよくみると違っています。
曲がり具合や長さ、色の感じ、茶色い点々の場所や数、形などみればみるほど、それぞれのバナナの個性に気付きます。
普段食べ慣れている見慣れているバナナだからこそ、逆によく見てじっくり見てえがく活動が光ってくるようにも思えます。
思い込みすぎていた見慣れた風景が新しくキラキラ輝き出す、驚きの瞬間に変化しだすチャンスになったらなと思います。
そして日常にあるたくさんの驚きや発見を楽しめるともっと、毎日がわくわくしてくるかな?と思います。