こんにちは。母画家道Rinです。
今日は、釘を打つ道具
金づち
についてピックアップしました。
金づちは、釘を打つための用具ですね。誰でも一度は、使ったたり、目にしたことがあるのではないでしょうか?
実は、金づちと言っても、用途によっていろいろな種類があります。
そのいろいろな種類の中でも図画工作でよく使うのは、げんのうが多いです。
目次
金づちの種類
げんのう
頭の重量によって大・中・小、豆げんのうなどがあります。
豆げんのうって名前がかわいいですね。
箱屋金づち
頭の一方が平らで、もう一方が釘抜きになっています。
頭の片面は、平たくて、もう片面は少し丸みがあります。
釘を打ち進めるときは、平らな面を使います。
丸みのある面は、釘を最後に打ち込むときに使います。それは、木に傷がつかないようにするためです。
先切り金づち
一方の頭の断面が円形または、四角くなっていて、もう一方は先端が細くなっています。
金づちの使い方
点検するポイント
金づちの頭がぐらついていないか
柄から頭がぬけたりしないか
もしも、頭がゆるかったら、、、
はまり方がゆるい場合は、頭を上にして柄を持って堅い床の上で、柄のそこを打ちます。
持ち方
釘の打ち始め、小さな釘を打つ場合
軽く打ちます。
柄の前側のくびれた部分を持って、手首を支点にして金づちを軽く振るように打ちます。
釘を打ち込む、3~4㎝の釘を打つ場合
柄尻に近い方を持って、ひじを支点に円を描くように打ちます。
釘の打ち方
①キリでした穴を開けてから、釘を打ちます。
そうしないと、木がわれたり、釘が曲がったり、打つ位置がずれたりしやすくなります。
打ち込む釘の長さの3分の1くらいの深さをキリであけるといいです。
②釘の打ち始めは、金づちの柄の頭に近いところを持って、平らな面を使って、軽く小刻みに打ちます。
③釘を打ち込むには柄尻の近くを持って、釘の方向に合わせて、強く握りしめて打つようにします。
④げんのうの場合は、釘の打ち終わりは曲面を使って、丁寧に打ち込みます。
金づちで材面を傷つけないようにするためです。
まとめ
図画工作や美術、技術などで使う代表的な金づちの種類や使い方などをご紹介しました。
基本的な使い方を知っていれが、ちょっとした修理など自分でもできるので、とても便利ですね。
また、基本をしっかりと身につけておけば、苦手意識も少なくなり、作ることがもっと楽しくなるかもしれません。
釘をまっすぐ打てれば、いろんなものが作れます。
ぜひ、基本をマスターしてみると世界が広がりますよ!
最後まで読んでくださりありがとうございました。
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