こんにちは。母画家道Rinです!
スクラッチ
というと絵画技法モダンテクニックの意図的な技法 の1つです。
絵画技法モダンテクニックには偶然を生かした技法というものもあります。
スクラッチ
宝くじなどで、聞いたこともあるかもしれませんね。
スクラッチとは、削ることひっかくことです。
普段描画材で、描くとき、
紙などの支持体に足していく感じ、のせていく、プラスしていく感じだけど、
スクラッチの場合は、逆で
削ることひっかくこと、マイナスにしていくことで、線や形を描き出していくものです。
スクラッチにもいろいろな方法があります。
今日は、その中でも、
クレパスとアクリル絵の具の黒を使った方法をご紹介しようと思います。
スクラッチの仕方
①白い画用紙を黒以外のクレパスで塗ります。
画用紙の白いところがないように塗るのがコツです。
また、あとで黒で塗ってしまうことを伝えておきます!
そうしないと、特に、小さなお子さんや小学生などは、せっかく描いたのに黒で塗るのはいやだとなります。
なので、先の行程まで、説明しておくといいです。
白いところがチラホラ見える場合は、クレパスをティッシュで伸ばして白いところがなくなるようにするといいですよ!
②次に黒のアクリル絵の具を①の上に全部塗ります。
ここで、黒のクレパスで塗る場合も多いと思います。
けれど、大きさにもよるけれど、画用紙が大きい場合は、かなりな労力になります。
少しの面積なら黒のクレパスでも大丈夫だけど、大きい場合は、
黒のアクリル絵の具
がオススメです。
大きめの刷毛(はけ)で一気に塗ると楽ですよ!
③先の尖ったもので、削っていきます。
専用の道具としては、
スクラッチニードルがあります。
専用のものでなくても、
釘やつかなくなったボールペン、粘土ヘラなど、削れるモノなら何でも大丈夫です。
意外なモノが、おもしろく削れたリス場合もあります!
なにか、いいものがあったら、Rinartメンバーズから、ぜひ、教えてください!
削るとクレパスのカラフルな色がみえて、とてもきれいですよ!
Rinが主宰する子ども造形教室でスクラッチを使った活動です↓
モダンテクニックスクラッチの技法にはクレパスとアクリル絵の具の黒がおすすめ!
まとめ
他にも、スクラッチボードなど、いろいろなタイプのモノが商品化されていています。それらは、すぐに削り始めることができるようになっています。
スクラッチは、ひっかいたり削ったりしていくことで、描いていく方法です。
普段は、鉛筆・ペン・絵の具などの描画材で描いていくことが多いので、新鮮な感覚が味わえると思います。
幼児から大人まで楽しめる絵画技法モダンテクニック意図的な技法の一つなので、ぜひ、チャレンジしてみてください。
Rinも、幼児、小学生、中学生と教えていますが、どの年齢でも、とてもはまって夢中になる技法です!
絵画に苦手な大人の方でも、プリントアウトした描きたいモノをうつして、削っていくこともできます。削っていくことに集中するとあっというまに時間が過ぎて、ストレス解消になります。オススメです!