こんにちは!母画家道Rinです。
「背景がのっぺりしてしまう。」
「背景の間がもたない。」
「背景が広すぎて、子どもが塗るのに飽きてしまう。」
など、子どもたちが絵を描いていて、困ることがありませんか?
子ども側からも、それを指導したりみていたりする親や保護者目線からしても、アルアルな困りごとではないでしょうか?
ハガキサイズなど小さな紙なら気にならないかもしれないけれど、八つ切や四つ切サイズになると
この「背景をどうしようか」問題
は膨れ上がってくると思います。
そこでこの困りごと
「背景をどうしようか」問題
をかいけつしてくれる救世主がいるんです!
今日は、その救世主の代表格2つをご紹介していきます!
救世主2つとは?
救世主の1つ目は、
「スポンジ」
です。


そう!水回りで使っているあのスポンジです!
5個セットで59円とかで売られている安いもので十分です。
それを4等分~8等分くらいに分けます。
そして、筆の代わりに絵の具をスポンジにつけます。
水で少し溶いて使うといいです。
そして、背景にトントンとしていくと、、、
筆とは違った感じで、しかも、簡単にいろがついていきます。
2~4色くらい使っていくといいですね。
似ている色でもいいし、
違う色でもいいですね。
似ている色をすると例えば、黄色と緑だと落ち着いた感じになりますね。
逆に反対の色(補色✳︎)黄色と紫にするとインパクトのある強い感じがしますね。
✳︎補色とは?→絵の具の混色の基本!三原色で色相環を簡単に楽しく学べる「いろのわドーナッツ」を図工やこども造形教室で実践してます
や混色について。色相や明度、彩度の変化をわかりやすくご紹介!小学校の図画工作や中学・高校の美術の指導にも役立つ。
などを参考にされてください。
トントンとたたくようにするのがコツです!
筆のように塗る感じではなくて、トントンと色をのせていくような感じですね。
コツをつかめば、小学生はもちろん、幼稚園生や保育園生などの未就学児(幼児)でも、簡単にできてしまいます。
「背景をどうしようか。」問題
にぶち当たったときは、ぜひ活用してみてください!
救世主2つ目とは?
救世主の2つ目、、、
それが、ペットボトルのフタです!


ペットボトルのフタの凹んでいる方のフチに、絵の具をつけて、
スタンプのように押していくだけです!
そうすると、きれいな円の線で、絵の具がつきます。
ちょっとかすれて、半円になったり、途切れ途切れになったりしてもかまいません。
それが、味になります。
手描きでは、描けないまん丸な形が、おもしろくてオススメです。
泡を表現したり、
草むらを表現したり、
洋服のもようを表現したり、
いろいろできますね。
もちろん、ペットボトルのキャップだけでなく、
ストローや輪ゴム
なんかも、できますね。
身の回りのものを生かして、スタンプをしていくように活用すると楽しいですね。
まとめ
今日は、
「背景をどうしようか。」問題
が起きたときの解決方法をお伝えしました。
2つの救世主の用具
「スポンジ」
と
「ペットボトルのキャップ」
で救われる人が増えるとうれしいです!
それに、この方法は、簡単で手軽にできるし、何よりも楽しいです。
加えて、筆ではできないようなタッチや線なので、作品の雰囲気もグッとよくなりますよ。
のっぺり感もなくなります。
メインの細かいところまで、ていねいに描いてきて、ちょっと疲れた子どもたちでも、気分が変わって、背景を楽しく描きあげることができますね。
子どもたちは、新しい用具(道具)や材料が大好きですからね。
けれど、中には筆で背景も仕上げたい!
という子もいるかもしれませんし、そちらの方がいい場合もあります。
なので、選択できるようにしてあげられるといいと思います。
特に学年が上がると、いろいろな技法を覚えてくるので、選択できる力も出てくると思います。
ぜひ、図画工作の時間や夏休みや冬休みの絵画・ポスターの宿題などで困ったときは、ぜひ、参考にされてみてくださいね。
また、もしも、
こんな方法がありますよ!
こんな時はどうするの?
などアイデアや質問、疑問などあったら、ぜひ、RinARTメンバーズにご登録ください。Rinとメールでやりとりができます。もちろん、登録無料で解除もすぐにできます。お気軽にどうぞ!
ではでは、またちがう記事でお会いできるのを楽しみにしています。
母画家道Rinでした。