こんにちは。母画家道Rinです!
前編に引き続き、後編をご紹介して行きます。
目次
前編(1〜4)・後編(5〜8、使い方)
- セロハンテープ
- メンディングテープ
- マスキングテープ
- 両面テープ
- 布テープ
- クラフトテープ
- 透明粘着テープ
- ビニールテープ
- テープの上手な使い方
- まとめ
※1〜4は前編でご紹介しています。
5.布テープ
段ボールを閉じたりするときなどによく使われる布テープですね。
布製で、布目に合わせて手でまっすぐに切ることができます。
切る時の音も、布を咲く時のような「ビリっ」という音がします。
「布ガムテープ」と呼ばれることが多いです。
粘着力がとても強いので、先にもいったような段ボールやボール紙などの接着に向いています。
テープの表面に油性ペンでかくことができます。
段ボールの色のようなものだけでなく、いろいろな色のものもあります。
なので、接着するだけでなく、コラージュのように貼り絵に使ったり、工作で装飾に使ったりと用途も広がってきています。
6.クラフトテープ
よく「ガムテープ」とか「紙ガムテープ」と言われているものです。
クラフト紙で出来ていて、布ガムテープに比べて、安価なので、授業などで大量に使いたい時などには、もってこいです。
いろいろな色があり、粘着力も高いです。
段ボールやボール紙の接着に向いています。
表面に光沢のあるものは、油性ペンでもはじいて、かくことができません。
また、クラフトテープの上に重ねて、クラフトテープをつけてもつきません。
そして、注意したいのが、はがすと粘着成分が残ることがあるので、壁や机、ガラスなどに直接張らないようにしましょう。
7.透明粘着テープ
クラフトテープの透明バージョンといった感じです。
透明粘着テープは、ポリプロピレンでできていて、透明で変色しにくい特徴があります。
カラービニールをつなげて、造形遊びをしたいときなど、テープを目立たせたくないときに便利です。
専用のテープカッターをつけるとハサミなどを使わず切ることができます。
また、手で簡単に切れる透明粘着テープも売られているので、子どもたちが使うときは、そちらが便利だと思います。
8.ビニルテープ
いろいろな色があって、絶縁体としても使えるテープです。
ビニルテープは、塩化ビニルフィルムを使っています。
伸縮性があるので、棒材をまとめて止めたりするときなどに向いています。
色数も多いので、目印に貼ったり、装飾に使ったりすることもできます。
接着剤も残りにくいですが、長期になったり、日光に当たったりすると接着剤が残ることがあるので、はがすときは早めにとりましょう。
9.テープの上手な使い方
まず、接着するものの表面のゴミや埃を取り除き、綺麗にしておきます。
次にテープを接着面に沿ってはります。
貼り終わったら、全体をしっかりと抑えて空気など入らないようにつけます。
テープは必要な分だけ引き出して使うのがコツです。
同じ長さで、等間隔に貼ると綺麗ですね。
ながーくはりたいときは、特に子どもは体が小さいので、半分くらいで一度切って貼って、また半分はるというように区切った方がうまくいきます。
段ボールなど大きなものを接着したいときは、布テープやクラフトテープがオススメです。
クラフトテープを重ねてはることはできません。
ずらしてはるようにします。
粘着力が強いので、一度はってはがすと段ボールなどもはげてしまうので注意します。
使用した段ボールをリサイクルに出すときは、テープはがしてだすようにします。
テープカッターなどがあるものは、それにセットして使うと使いやすいだけでなく保存も適切にできます。
10.まとめ
今回は、子どもたちが使いやすいテープを中心にご紹介しました。
一度は使ったことがあるものがほとんどだったと思います。
テープは、とても手軽で便利だけれど、図工や美術などで、安易に使ってしまうと仕上がりが雑になったりすることもあります。
なので、テープ以外の接着剤の方が、適している場合など、表現したいことに合わせて使えるようにすることが大切ですね。
最後まで読んでくださりありがとうございます。
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