こんにちは。母画家道Rinです!今日は、Rinが主宰する「こども造形教室」の活動の様子です。
墨流し(マーブリング)を楽しむ内容です。
墨流しについて詳しくは、
墨流しとは?マーブリング!絵画技法モダンテクニック偶然を生かした技法。日本でも平安時代から使われていた⁈
また、「マーブリング」は、絵画的技法モダンテクニックの偶然を生かした技法の1つです。
テーマ
マーブルもよう!
時間
90分
準備物
- 墨汁
- 綿棒
- パッドやトレー
- 銀色のペン
- 紙コップ
- 画用紙
- 色画用紙
- のり
- ドライヤー
- 新聞紙
- 割り箸
活動の様子
①T(先生)「今日はマーブルもようを作ってみます!」
事前に作っておいたマーブルもよう(墨流し)をみせます。
S(生徒)「わー!きれい‼︎」
S「お祭りで買った水風船のもようみたい!」
②T「さっそく作り方を説明するから、先生の周りに集まって!」
手元が見えるところに来るように伝えます。
③T「まず、バットに水を入れます。深さはお母さん指の一つ目の曲がるところくらいでいいよ!(深さ1〜2センチくらい)」
④T「綿棒に墨汁をつけて水面までゆっくり静かに近づけます。」
⑤T「何回か垂らしたら、割り箸でゆっくりと水面を動かすよ!
心を落ち着かせて、集中するよ!
ゆーくり、そーっとね。」
⑥T「しまった!混ぜすぎてしまった。
そんな時は、チチンプイプイ鼻の先を触って水面を触ると!」
S「わー!透明になった!」
T「魔法がかかって、透明になったね。そしたら、またゆっくりと割り箸で墨汁を動かしてみよう!」
※ 指先に着いた鼻の油が、水面に当たると反発して、透明の水が輪になってあらわれます。
とっても、面白いですよ!
やり直しができるのも、試行錯誤ができるのでおススメです。
⑦T「いい感じになったら、紙を静かに水面まで近づけます!」
「空気が入らないように!近づけてそっと離します」
⑧T「すぐに紙をとって、新聞紙の上で乾かします。
2枚目をするときは、一度水を全部捨てて、新しい水で始めます!」
質問があるかな?
さぁ、やってみよう!」
※今回は、墨流し(マーブリング)は、はじめての経験だったので、八つ切画用紙を6つに分けた小さめの画用紙で、一人10〜20枚くらいずつ試しながらさせました。
このくらいの大きさだと小さな子でも持ちやすいし、失敗しても気にせず、どんどん試せるからです。
中には、30枚以上、黙々と取り組んだ子もいました。
慣れている場合は、
大きめのトレーで、大きめの画用紙にチャレンジしても面白いですね。
⑨お気に入りを選んで、色画用紙の台紙にのりで貼ります。台紙の色で雰囲気が変わるので、面白いです!
⑩名札をつけて完成です。
偶然できたマーブルもようから、発想を広げ、みたてをし、題名を考える子もいて、とても面白かったです!
動画も作成してみました。参考にされてください!
まとめ
はじめての墨流し(マーブリング)だったので、
マーブル模様を作る楽しさに集中できるように紙を小さく、色数も墨汁のみにし、グレースケールを楽しめるようにしました。
墨流しの微妙な濃淡に夢中になっていた子どもたちでした。
次回は、色付きのマーブリングにもちょうせんしていけるかな?と思います。