アニメーターとは?美術を生かしたお仕事の種類の中のひとつです。
日本のアニメは世界で受け入れられ、日本で放映されているまたは、放映されていたアニメが世界各国のテレビなどで放映されています。
アニメをみずに育った子は、ほとんどいないではないかというくらい日本人にもとても身近な存在ですね。
世代ごとに違いはあるけれど、「ワンピース」や「ドラえもん」、「となりのトトロ」など一度はめにしたことがあるのではないかな?と思います。
今日はそんなアニメをつくってくれているお仕事
アニメーター
についてお伝えします。
アニメーターとは?
いきなりですが質問です。
「テレビで放映されているアニメ1秒に何枚の絵が使われていると思いますか?」
5枚くらい?12枚くらい?
答えは、×。
実は、もっと多くて、だいたい24枚だと言われています。
1秒で24枚なので、1分で240枚、10分で2400枚とすごい枚数になってきます。
そうこの膨大な枚数の絵を描くお仕事、それが、
アニメーターです。
アニメーターのお仕事は、大きく分けて2つあります。
「原画マン」と「動画マン」です。
「原画マン」はラフを描き、「動画マン」はラフをきれいに描き起こしていき、少しずつポーズを変えて動いて見えるようにしていきます。
このような仕事をしていく上で一番、大事だと言われている技術は、いろいろな角度からいろいろなものを描くことができるデッサン力です。
なので、学校で学ぶならアニメの専門学校より美術系の大学などデッサン力を高められるような学校のほうがいいという人もいます。
就労時間は、1日10時間~15時間、それ以上になることも多く、徹夜になることも少なくないようなので労働条件はいいとは言えません。
日本のアニメは、国内だけでなく海外にもたくさん輸出されています。
その日本でつくられているアニメの約7割ほどは、東京で作られているそうです。
そう考えると、世界に通用するアニメーターを目指すなら、東京で働いた方がよりよいことが言えます。
最初からフリーランスとして、お仕事をするのは難しいので、現場で訓練を積んで独立を考えるアニメーターが多いです。作画の会社やアニメ制作会社に契約社員として所属し、経験を積んでいきます。
フリーランスになると作品ごとに契約して仕事をすることも多くなります。
まとめ
アニメーターに憧れる子どもたちや若い人も多いと思います。だけど、本当に好きでなければ、労働条件などを考えるとできない仕事でもあります。デッサン力などの技術はもちろん、その仕事が好きだという気持ち、好奇心がとても大切だと感じました。