水彩紙の材料や作り方を前回ご紹介しました。
紙(水彩画用の画用紙)の種類は様々あり、どれがいいのか悩むところです。
実際に使ってみるのが一番ですが、どれから試そうか選ぶときの参考になればと思い記事にしました。
今回は、前編14選の中から購入しやすい身近なものから4つご紹介です。
中編は、最高級と言われるものをご紹介しています。
そちらもぜひ、ご参考にしてください!
コットンマン
日本でつくられているので手に入れやすいです。(マルマン)
値段も手頃です。
色を重ねても(重色)きれいに発色します。
水で洗い流すこと(洗い)もでき、丈夫でこすったりしても、毛羽立たない強さがあります。
筆を動かすときに、ひかかるような抵抗感が気になる人もいれば、そのざらざらな感じが好みだという人も多いです。
ぼかしやにじみの技法を使うのにも向いています。
ひっかかりがいいので、コンテやパステルなどにも最適です。
ホワイトワトソン
日本で作られているので手に入れやすいです。(ミューズ社)
純白引き締まった国産紙です。
コットンマント同じように丈夫で扱いやすいので人気があります。
コットンマント違うところは、筆運びがなめらかなところです。
表現したい内容によって、コットンマンとホワイトワトソンを使い分ける人も多いです。
ロール紙(10メートル巻)も販売されているので、100号などの大作を描きたいときにも使えるので、とても重宝されています。
Rinのアトリエにも、ロール紙(10メートル巻)が常備されています。
ワトソン
真っ白ではなくうすいクリーム色をしているのが特徴的です。
みためは、紙肌があらそうだけど、筆で描いてみると意外に筆運びがいいです。
サイジングが強くなく、絵の具がある程度吸収されるので、描き込んでいくときに向いています。
マーメイド
厚さは、三段階あります。超特厚、特厚、中厚
どれもとても丈夫で、その丈夫さはトップクラスと言われています。
手で簡単にやぶいたりできないほどの丈夫さがあります。
初心者にも向いていて、なめらかな筆運びや絵の具の乗りのよさがあり、描きやすいと想います。
まとめ
今回は、手に入りやすく描きやすい代表的な水彩紙のご紹介でした。
表現したい内容によって、使い分けたりするといいかと思います。
自分に合ったものが見つかるといいですね。
次回は最高級紙と言われる水彩紙をご紹介していこうと思います!
お楽しみに!
水彩紙(水彩画用の画用紙)の種類とその特徴を解説!代表的な紙14選。どれがいい?中編
水彩紙(水彩画用の画用紙)の種類とその特徴を解説!代表的な紙14選。どれがいい?後編