マーブリングの絵の具をご紹介!絵画技法モダンテクニックの1つ。裏技もご紹介!中学美術の教科書にも載っているけれど、幼児でも楽しめる!

こんにちは!母画家道Rinです。

今日は、「マーブリング」の技法マーブリング用の絵の具についてのご紹介です。

マーブリング絵画技法モダンテクニックの1つです。

絵画技法モダンテクニックには代表的なものを2つに分けると

意図的な技法

偶然を生かした技法

に分けることができます。

マーブリングは、偶然を生かした技法になります。

中学の美術の教科書や資料集に載っているけれど、小学生や幼児にもできる技法です。

しかも、偶然を生かした技法なので、ちょっとしたコツさえつかめば、誰でも楽しめてしまうところがこのマーブリングの魅力の1つです。

Rinも、中学の美術の授業や小学校の図工の授業、子ども造形教室でマーブリングを取り入れています。

墨流し(モダンテクニックマーブリング)でマーブル模様をつくろう!

動画がわかりやすいかなと思って作成しました。(約9分)↓

動画でも準備物、手順をご紹介しいるけれど、こちらにも文字でご紹介しておきます。

準備するもの

・マーブリング液
・トレー
・水
・画用紙
・新聞紙
・竹串や割り箸など

マーブリング液は、動画でご紹介したもの以外でも大丈夫です。うつしとる紙のおきさによるけれど、数滴でできるので、もちはいいです。

トレーは、専用のものでなくても、プラスチック容器、発泡トレーなど水が入って、うつしとりたい画用紙が入るものであれば、どんなものでもかまいません。

紙は、コピー用紙やメモ用紙など薄いものでなく、画用紙をお勧めしています。吸水性がいいからです。高価なものでなくて大丈夫です。特に、練習用やたくさんチャレンジさせたいときは、ハガキくらいの大きさに切った画用紙で、100円ショップの画用紙でも十分です。

手順

⑴トレーに2、3センチの深さになるように水を入れます。

⑵マーブリング液についているフロート紙があれば、色数分水に浮かべます。

一度、沈めて浮かせます。ない場合は、そのまま垂らしても大丈夫です。

⑶好きな色を数滴垂らします。

今回のようにハガキくらいの画用紙の大きさなら、各色1、2滴で大丈夫です。

いろんな色の組み合わせを楽しんでください!

また、ご紹介したマーブリング液は、混色もできます。

例えば、黄緑が欲しい場合は、黄色と緑を事前に混ぜてそれを垂らすこともできます。

⑷竹串や割り箸などで、ゆっくりと少しずつ静かに絵の具を動かします。

息を吹きかけて、絵の具を動かすこともできます。

コツは、静かにゆっくりとすることです。

混ぜすぎないように気をつけながら、ゆっくりとできてくるマーブル模様を楽しみます。

⑸裏技として、指に油をつけて(鼻やおでこの油で十分。食物油でも油ならなんでも大丈夫です)、水の表面をそっと触るとそこだけ絵の具がよけて、水がまあるくあらわれます。

とっても面白いです。

ちょっとやりすぎた場合など、少しリセットすることができる裏技です。

⑹気に入るマーブル模様になったら、画用紙を水面の近くまで持っていき、そっと落とします。

そして、そっととって新聞紙の上で乾かします。

空気が入らないように水面近くでそっと落とすのがコツです。

⑺自然乾燥で待ちます。早く乾かしたいときは、ドライヤーを使って乾かしてもいいですね。

墨流し

墨液(墨汁)を使って、墨流しも楽しいです。

子ども造形教室での活動の様子墨流し(モダンテクニックマーブリング)でマーブル模様をつくろう!

また、動画も作成したので参考にされてください!

まとめ

今日は、絵画技法モダンテクニックとは?偶然を生かした技法編の1つ「マーブリング」についてご紹介しました。

中学の美術の教科書や資料集に載っているけれど、小学生や幼児にもできる楽しい技法です。

もちろん大人だって楽しめます!

ぜひ、挑戦してみてください!

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こんにちは。母画家道Rin甲斐香織です。 「No ART, No Life」 ── アートは私にとって、生きることそのもの。 画家、美術講師、そして三兄弟の母として、 描くこと・教えること・暮らすことのすべてを、アートでつないでいます。 これまで25年以上、美術教育に携わり、出会ってきた生徒は延べ3,000人以上。 宮崎県高鍋町のこども造形教室を運営、小中一貫校の図工美術講師、 オンラインギャラリーの運営など、多角的に活動しています。 「みんなちがって、みんないい」「答えは、あなたの中にある」 そんな信念のもと、美術を通じて、自分らしく生き抜く力を育むことを大切にしています。 このサイトでは、美術を仕事にする楽しさ、 教育・創作・日常を彩るアートの力を、そっとお届けできたら嬉しいです。