こんにちは!母画家道Rinです。
小学校の図画工作科で水彩絵の具を使うときに、筆と並んで大切な用具といえば、
パレット
ですね。
図工で使う用具としてのパレットは、このタイプ↓が多いと思います。
最近は、こんな風にカラフルに色の部屋をわかりやすくしてくれています。
プラスチック製で、軽くお手入れも楽なので、半分に折れてコンパクトにまとまるのもいいところですね。
今日は、そんな絵の具を使うときに必需品用具
「パレット」の使い方や指導方法について
お伝えしていこうと思います。
また、小学校の図工だけでなく、水彩絵の具を使うときの基本でもあるので、小学生への指導だけでなくはじめて水彩絵の具を使う人にも役立つ内容になっています!
パレットの基本的な使い方
水彩絵の具を使うときは、絵の具を出す場所と絵の具を溶いたり色を混ぜたり(混色)する場所を分けて使います。
「小さい部屋」→絵の具を出す場所
「大きい部屋」→絵の具を溶いたり混ぜたり(混色)する場所
など、わかりやすく親しみやすい言葉で指導すると効果的です。
最初にしっかりと教えることで、習慣付いて意識しなくても、できるようになってきます。
パレットにあいている穴は何?
小学校の図画工作かで使うパレットには、穴があいています。
たくさん穴があいている場合は、
一番大きな穴が、親指を通して持つためのものです。
他にも、小さな穴があいている場合もあります。
それは、絵の具のチューブのふたを開けるためのものです。
ふたが開きにくい場合に使ったり、パレットを持ったまま、片手でも開けられたりできます。
パレットは、右利き用左利き用あるの?
パレットには、右利き用左利き用などはなく、どちらの手でも持てるように、設計されています。
色の並べ方
パレットに出す絵の具の色の順番については、いろいろな方法があるけれど、図工で指導するときにオススメなのは、
絵の具のケースに入っている順に左から白色を出していく方法です。
なぜ、オススメかというと
絵の具ケースの順番は、色相環が基本になっています。
なので、「小さい部屋」の絵の具と混ざったとしても、濁りが少ない並びだからです。
また、黒は他の色と混ざると元の状態に戻すのはできないので、筆洗いの一番近くの部屋に出すことをオススメします。
また、最近のパレットは、「小さい部屋」に色が指定されている(わかるようになっている)ものもあります。こんな感じで。
そういった便利なパレットの場合は、その通りに入れると楽ですね。
まとめ
今日は、小学校の図画工作科で水彩絵の具を使うときに、筆と並んで大切な用具
パレットの使い方の基本や指導方法をお伝えしました。
もっとこんな良い方法がありますよ!
こんなときはどうしたらいいの?
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次回は、絵の具の出し方、混ぜ方、パレットの持ち方などについてお伝えしていこうと思います!
小学校図画工作で使う絵の具の必需品用具。パレットの使い方や指導方法をご紹介。色の出し方や混ぜ方(混色)、パレットの持ち方の基本について。
パレットの片付け方!小学図工や中学美術に役立つ指導・支援の方法。水彩絵の具の必需品用具!エコ洗いをしよう。
よかったら、参考にされてください。
最後までよんでくださりありがとうございます。
また違う記事でも、お会いしましょう!