こんにちは。母画家道Rinです。
今日は、Rinが主催している「こども造形教室」での取り組みをご紹介しようと思います。
スライムの魅力を生かしながら、いろづくりを楽しんでもらおう!というねらいです。
色の名前をつけるとオリジナリティ溢れる子もいて、素敵な感性に感動しました!
テーマ
プニプニいろづくり
時間
90分
準備物
- 絵の具セット
- 画用紙 白 八つ切
- ハサミ
- 両面テープ
- ホウ砂
- 化粧水(100円ショップの安いもので)
- 洗濯のり(PVA)
- 水
- ペットボトル
- ペットボトルのフタ
- 深めのトレーや洗面器
- 透明のフタ付きカップ
- 割り箸
- 新聞紙
- ラメ(入れたいときは100円ショップで売っています。今回は、ネイル用のラメを購入)
活動の様子
①絵の具に意識を持っていくような発問をして、導入します。
T(先生)「絵の具を出してみよう!何本絵の具が入っているかな?」
S(生徒)「12本入ってる!」
S「私のは13本、白が2本入っているよ!」
T「たくさんの色が入っているね!どの色が好き?」
S「白と黄色!」
S「僕は、黒が好き!」
T「いろいろな色が好きだね!先生は緑が好き!」
S「私は、ピンク色が好き!」
T「そっか!今日は好きな色を使って、自分の好きな色を作り出してみよう!」
「ピンクはどうやって作るかな?」
S「白と赤混ぜるといいよ!」
T「よく知っているね!その通り!」
「白を多めに混ぜると、、、、」
S「白っぽいピンク!」
T「赤を多めに混ぜると、、、」
S「赤っぽいピンク!」
T「よく知っているね!素晴らしい!」
「他の色でも、混ぜるといろいろな色が作れるね!」
「でも、混ぜると黒っぽくなる絵の具もあるよ!」
S「緑と赤とかかな?」
T「そう!緑と赤、黄色と紫、黄緑と紫、朱色と青、赤と黄緑などね。」
「白はどの色に混ぜても、オッケー!
3色4色でも大丈夫だよ!」
②気に入る色ができるように、色を混ぜていきます。
③気に入った色ができたら、プニプニ(スライム)を作っていきます。
④フタ付きの透明のカップに深さペットボトルのフタ2杯の水を入れます。
化粧水をペットボトルのフタ1杯入れます。
⑤作りたい色の絵の具を筆につけて、④に入れ静かに混ぜます。
ラメを入れるときは、このタイミングで入れます。
⑥色水ができたら、洗濯のり(PVA)を深さペットボトルのフタ3枚入れて、割り箸で静かに混ぜます。
⑦ホウ砂(約40g)をぬるめのお湯(約500ml)で溶かしたホウ砂水をペットボトルのフタ1杯程度少しずつ加え、静かに混ぜます。
ホウ砂水は、2、3滴ずつ加えて、固まり具合を調整していくといいです。
⑧1色できたら、2色目に挑戦していきます!
⑨2色出来上がったら、フタにプニプニ色の名前をシールに書いて貼ります。
⑩触ったり形を変えたり、光にすかしたりして遊びます。
※小さい弟や妹が、間違って食べたりしないように手の届かないところに保管するように伝えました。
※冷蔵庫に保管すると長持ちするけれど、間違って食べたりしないように注意しましょう!
まとめ
今回は、こどもたちに大人気の「スライム」を使って、混色の面白さを体感してもらおうと思いました。
きっと、今日作ったお気に入りの色は、スライムとなって、感触を楽しむことで、より深くこどもたちの感性を刺激してくれているといいなと思います。
平面的な色づくりという活動から、立体的な活動へと広げていくことで、色の可能性を多方面から感じられる題材だと思います。
しかも、遊びながら取り組めるので、こどもたちは夢中になってがんばりました。