こんにちは!母画家道Rinです。
今日は小学校図画工作科で使いはじめる電動糸のこぎりの扱う上での注意点や怪我の予防策についてお伝えします。
中学生になると技術や美術でも大活躍の電動糸のこぎりです。
電動糸のこぎりで起こりうる事故と予防策


電動糸のこぎりは、安全に使えば、小学校高学年でも作業できる道具です。
けれど、扱い方を間違えると大事故にもつながります。
ここでは、電動糸のこぎりでおこりそうな事故やその対策について、お伝えしていこうと思います。
まず、基本的には、糸のこぎりの刃に手を出さなければ、怪我をすることはありません。
予防策としては、
板を切っているところから目を離さないようにすること。
切っている人の体に触れたりしないこと。
電源スイッチは作業している人が行うこと。
切った小さなパーツなど糸のこぎりの歯の近くのものをとるときは、必ず電源を切ってからとること。
作業をしている人以外は、電動糸のこぎりの近くに近寄らないこと。(うしろで待つなど)
糸のこぎりの刃を交換するときは、コンセントからプラグを抜いて行うこと。
が考えられます。
最初の練習としておすすめの材料「段ボール」


電動糸のこぎりは、以上のようなことに気をつければ、怪我をすることはありません。
あとは、慣れるだけなんです。
その慣れるための練習としてオススメなのが
「段ボール」
です!
電動糸のこぎりを使う場合、小学校高学年では、シナベニヤ板などを切ることが多いと思うので、その練習に最適です。
わざわざ買ったりせず、使い終わった段ボール箱などを使えば十分です。
直線
↓
カーブ
↓
ジグザク
↓
描いた線の通りに切る
↓
コの字の切り込みに挑戦!
☆板や段ボールの切る90度以上方向をかえるときは、ゆっくりと進めず方向だけを変えるようにします。
などのように段階をつくってあげて、慣れていくようにするといいですね。
板よりも切りやすく、失敗してもたくさん段ボールは手に入るので、気負わずどんどん練習できるいい材料です。
シナベニヤ板は、段ボールよりも高価なので、練習して取り組めば、思い通りに切れるようになり、切り損ないも最小限に抑えられると思いますよ!
まとめ
電動糸のこぎりは、音もするし、みためも大きく最初は、難しく感じたり、怖がったりする子どももいるかもしれません。だけど、使い方を間違えたりしなければ、怪我をすることもなく安全に使うことができます。
また、
「段ボール」
で慣れることで、すいすいと思い通りに切れるようになれば、創作の幅が広がり、夢中になる便利な道具です。
小学校高学年以上の図画工作の授業で、ぜひ使ってほしい工具のひとつですね。
日本文教出版の図画工作科5.6年生の教科書では、
糸のこすいすい
くねくね糸のこパズル
一まいの板から
版から広がる世界
などで活用できると思います。