こんにちは。母画家道Rinです!
今日は、Rinが主宰する造形教室の様子をご紹介しようと思います。
今回、メインの材料、厚紙の種類になる
「黄ボール紙」
を使った活動です。ハサミでも切れ、画用紙よりはしっかりとした厚みもあり、図画工作や美術で、重宝されています。
でもご紹介しています。
テーマ
きってきったカタチから
時間
90分
準備物
- 黄ボール紙
- はさみ
- ネームペン
- 名札
- のり
- 紙粘土
活動の様子
導入
子どもたちを手元が見えるところに集めます!
T(先生)「ハサミのドライブをするよ!
黄ボール紙を好きなように、スイスイきって行ってみよう!
紙を動かすと切りやすいね!
いろんな形ができたね。そしたら、できたカタチを組み立てていくよ!
のりも、セロハンテープも使わずに、組み立てていきたいんです!
どうしたらいいかな?」
S(生徒)「うーん。積んでみる?」
T「おおっ!いい考えだね!
積んでいくこともできるね。
立てていきたいときは、どうしたらいいかな?」
S「むずかしいな。」
T「ヒント!ハサミを使います!」
S「切り込みを入れて、はさむといいかも!」
T「正解!
つなげたい黄ボール紙、どちらにも1センチくらい切り込みを入れて、かませると、、、。」
S「おおっ!くっついた!」
T「そう!こうすれば、のりやテープを使わなくても、組み立てていくことができるよ!
今日は、この方法を使って、きってできたカタチをどんどんつなげていって、面白いカタチをつくろう!」
展開
四つ切の黄ボール紙を半分に切ってた八つ切を一人一枚ずつ配ります。
いろいろなカタチに切ります。厚紙を動かすと切りやすいです。
黄ボール紙の切り込みが、1センチくらいになるように、ハサミで慎重に切るようにアドバイスします。
切り込みをかませるときに、浅いと取れやすいので注意します。
紙が足りなくなったら、2枚目をわたします。
面白いカタチをみつけていたり、コツコツと頑張っている姿など、どんどん褒めます。
後半、紙粘土も紹介し、必要な子は取り入れていきました。
ネームペンで書き加えてもいいですね。
仕上げ
名札をつけて完成です。
まとめ
今回は、あえてテープやのりを使わずに、切り込みを入れてかませて繋げていく方法をとりました。
そうすることで、今まで経験したことのない立体との出会いがあるのではないかと思ったからです。
また、ハサミのドライブでおもいおもいに切らせることで、できたカタチから、発想を広げる面白さを感じることができると思います!
黄ボール紙は、今回のような立体的につくるときは、もちろん、平面に描く時に画用紙の代わりに使うこともできます。
画用紙とはまた違った温かみのある独特の雰囲気のある作品がでます。
また、厚さもあるので、液体粘土やコラージュ(貼り絵)などにも、十分耐えられる丈夫さも兼ね備えています。
黄ボール紙、おススメです!
最後まで読んでくださりありがとうございます。